人は何もしないと余計なことを考えてしまう。そういう生き物です。何もしなくても頭の中は色んな記憶や言葉の断片がありますから、無意識にそれらに囚われてしまいます。
問題なのは、それらのことについて考えているうちに、ネガティブな感情になっていることです。それでメンタルの状態は悪くなります。
このような過ごし方はとても勿体ない事です。
このようなシステムのエネルギーコストは低く、放っておいても容易にやってしまいます。
人間は面倒くさいことはエネルギーコストがかかるからやりたくないものですが、ネガティブな反芻思考は嫌なことであるにもかかわらず、エネルギーコストは低いためやってしまうのです。
本当はそんなことやりたくないはずなのに、まるでやりたいことのように、容易にやってしまうのです。
こんなシステムを放っておいてはいけません。
そうならないためには、何かに集中することです。何かに意識を向けて集中していると、ネガティブな反芻思考を避けられます。
でも、何かに集中することもエネルギーコストがかかります。その意味で、何かに集中することは面倒くさいことの部類に入ります。
ですが、何も、難しいことに集中する必要はないんです。自分にとって簡単にできることを選んで、そのことに集中したらいいんです。簡単なことであれば、エネルギーコストは低くてすみます。
ただ、例えば、何かについて考えることは、エネルギーコストが低い部類のことかもしれません。
ですが、思考は、反芻思考に流れる可能性があります。考えるという行為だけでは、集中は弱いのです。
ですから、ただ考えるだけではなくて、手作業など、何かをやるのが良いと思います。
それも、難しいことではなく、自分に出来る簡単なことがより適しています。
自分にとって簡単で、得意なこと。そういうことがうってつけです。いつもやっていること、そういうことが良いんです。
習慣になっていることはとても良いです。習慣ですから、意識的に選択するまでもなく、容易なことです。
手作業しながら考えることもセットでやると、なお集中力が増します。基本的に、頭を使うことは良いんです。
考えること単体だと反芻思考に流れてしまう場合がありますが、言っていることは逆になるようですが、考えること自体も反芻思考になる事を妨げることができます。
何かに集中し、没頭することは、人間の行為としては心地良いことです。没頭しているうちに反芻思考に陥らずに快適な状態に促されるのです。