毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

気にしている事はジャーナリングで書き出す。煩悩を断ち切る。

人は、何かと気にしている生き物です。ずっと、何かを気にしてしまう生き物です。

 

気にするだけならまだしも、実際は、何かを気にして、勝手にネガティブな事を想像して、自動予測に陥って、脳疲労を起こすという事です。

 

何で気にしているかというと、その事が不安だからであり、でも、不安なのは、ネガティブな未来を勝手に想像するからであり、いわゆる、妄想です。

 

何かをずっと気にしているとは、囚われ、とも言います。ずっと、何かに囚われ続けている状態です。

 

何か不安な事があると、「上手くいかないんじゃないか」と自動思考によって、さらに不安になります。

 

いちいち自分で何かを気にして、ネガティブな事を想像して、一人でつらくなるわけです。

 

どうせ色んな事を気にして、囚われ続けるんだったら、とりあえず、気にしている事を全部ジャーナリングで書き出すんです。

 

ジャーナリングで書き出して、気にしている内容を特定するんです。明らかにするんです。

 

頭の中は、ランダムに、小さな事をたくさん気にしているわけですから、それらを書き出しても、きっとそれらはバラバラな事柄です。でも、それでいいんです。

 

そのひとつひとつを吟味するんです。

 

書き出された不安事について、ひとつひとつ吟味して、何故そんなに気になるのか、何故その事で不安になるのか、しっかり考えるんです。

 

それらが明らかになってくると、心が落ち着いてきます。

 

そして、それらはどのような問題なのか、明らかにするんです。そして、それらの問題をどのように解決すればいいのか、または、そもそもそれらの問題は解決できるのか。そういった事も考えます。

 

問題が解決しない、もしくは、解決する必要がない、解決出来ない、その場合は、解決しなくていいんです。そもそも、解決する問題ではないんです。でも、そのようにしてはっきりさせる事で、悩まなくて済むようになります。煩悩を断ち切れます。

 

要は、問題は煩悩なのです。ネガティブな反芻思考です。ネガティブな自動予測です。これらが、頭を疲れさせ、メンタル不調や頭痛の原因になるんです。

 

ですから、気にしている状態は放っておかない。まずは、ジャーナリングの助けを借りて、とにかく書き出す。気になる事全部書き出す。とても大事です。

 

そうする事で、無駄な不安を軽減でき、無駄なネガティブ予測しなくてよくなります。煩悩を断ち切る事が出来ます。

 

そうしてはじめて、頭もすっきりして、前向きに、考える事が出来るようになります。