毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

今に集中する。今日に集中する事が明日や未来を反映し、希望の光となる。

人間の未来の事について予測しようとしてしまう性質は多くの場面で役には立ちますが、その性質よりも今に集中しようとする性質の方が凄いのではないかと思っています。今に集中するとは、今を生きるという事につながります。逆に言えば、未来の事ばかり想像しているのは今を生きていない感じになります。

 

仕事の事をあれこれ考えるにしても、明日の仕事、この一週間の仕事、これから先の仕事、色々と予測し、想像しますが、結局今日の仕事をどうするかというが重要になります。今日の仕事に向き合って何とかやり切った後に明日があるわけで、明日の仕事が終わると明後日の仕事があります。今日より明日の方が予測は曖昧になるし、明日より明後日の方がもっと曖昧になります。だから、しっかり計画を立て、予定通りに進めようとする事は大事かもしれませんけど、結局今日の仕事をどうするか、ちゃんと出来るか、という事になります。今日の仕事次第では、明日の仕事はいかように変わります。結局、今日の仕事をどう向き合って、どう集中するかです。

 

日々生活していると、曖昧な事はいっぱいあります。予想通り日々は進んでいきません。それでも、曖昧なりに計画をして、予測しながら、今日という日を過ごしていく事にはなるんでしょうけど、曖昧な上に日々の要素はたくさんあるので、どの要素が計画通りにならないか、予測の範囲を超えるかは分かりません。それよりも結局、今日という1日をどうちゃんと過ごすか、集中出来るか、そっちの方がより大事になってきます。逆に今日の過ごし方、取り組み方によって、明日の状況や計画は変わります。

 

そもそも人間は今に集中するという事が難しいわけです。すぐ周りの事に気が散るし、囚われるし、頭の中も散漫になりがちです。散漫になって、勝手に過去の経験や記憶を思い出すし、ネガティブな事を反芻してしまいます。また、起きもしない未来の事についても勝手に想像するし、ネガティブな未来を反芻します。そしてそれらは役に立たないどころか、生きづらくします。今に集中するのは脳にエネルギーがかかり、大変ですが、集中出来た方が今を生きている感じになります。未来も切り開かれます。

 

今に集中する。今日に集中する。これらの事にはエネルギーがかかります。ですが、明日や未来は、自分の中の想像や予測がその通り反映されるものではありません。計画がそのまま反映されるものではありません。むしろ、今に集中して、今日に集中すると、その結果が、明日や未来を反映します。希望は予想された未来ではなく、今日の中のある一点から注がれる光としての未来です。