毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

レジリエンスの時間を作る。自由で解放的で心が喜ぶ時間。

人間には周期があるように思います。何かに集中する時間もあれば、休み時間もある。集中と弛緩という感じです。

エネルギーを何かに注いで消費する時間と、消費しきった状態を回復させる時間と。大雑把に言えば、毎日の時間は、半分は消費の時間で半分は回復の時間です。

毎週のように会社に行って仕事をしていると、ほとんどの時間を消費の時間に使ってしまいますから、回復の時間を作るのを忘れてしまいます。

大雑把に言えば、半分の時間は回復の時間であって、もっと回復する時間を作る事について考えるべきです。

回復する時間というのは、癒しの時間であり、体感的にも感情としても喜びの時間です。心が喜ぶことを自分にさせてあげると、ただ休むという感じではなく、大きく回復するわけです。

マイナスの状態だったものが、ゼロに戻るのではなく、プラスの状態にまで回復するんです。

そのような時間を作ってあげる事がとても大切で、その時間は、きっと、何か生産的な事をしようとする時間ではなく、何か意味ある事をしようとする時間ではなく、何か競争に有利な事をする時間ではないと思います。

そんな事から解放された、非生産的な、非意味的な、非競争的な時間です。

ただただ、心が伸びやかに、自由に、豊かに解放され、心地良い時間です。

心は、そのような事を求めているし、そのような事を吸収しようとしています。思いっきり、満喫し、心地良くなり、回復するんです。

ただひたすらに好きな音楽を聴く事かもしれないし、好きな漫画を読むことかもしれないし、車に乗ってドライブに出かけることかもしれないし、それはきっと人それぞれです。

ただそれをやれば心地良く、ただそれをやれば元気になり、ただそれをやれば回復する、そういう事です。

そのような回復の時間、レジリエンスの時間を、ちゃんと作ってあげるんです。思っているより、上手に自分に作ってあげられていないかもしれません。

思っているより、日常の事に、現実の中に、居過ぎているかもしれません。

もっと、非日常的な、非現実的な、空想的な、想像的な世界で過ごしていいんです。人間には、そうした想像の世界が必要なんです。想像の世界は、自分自身を自由にし、解放し、回復するんです。エネルギーを大きくチャージするんです。きっと、そんな体験をする時間を持つ事を忘れています。

ですから、レジリエンスの時間を十分に確保して、心が喜ぶ時間を作るんです。現実から非現実の世界に自分を導いて、自由にのびやかに解放するんです。