毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

大きくより小さく変化する。時間の概念から解放される。

大きくよりも小さく。これは色んな事について言えます。

 

人は、大きく変化したいと思ってしまいます。大きく飛躍したいと思ってしまいます。ですが、そんな大きなジャンプはありません。ハイジャンプする事はほとんどありません。あるのは小さいジャンプです。小さい変化です。そして、小さい変化でいいんです。それを習慣のように積み重ねていく事によって、いずれ大きく変化します。

 

何か、大きな事に取り組みたいと思ってしまいます。ですが、これも同じです。人はいきなり大きな事には取り組めません。小さく取り組むものです。結果的に大きな取り組みになるような事も、よく見てみれば、小さな取り組みを総合したものです。目の前でやっている事はとても小さな事です。そのような取り組み方で良いわけです。

 

何故そんなに大きく変わりたがるのでしょうか。それは、ひょっとしたら時間が関係あるのかもしれません。時間をかければ、いずれ大きく実るのに、どうしても焦ってしまって、短時間で大きく飛躍したいと思ってしまいます。時間さえ無限にあれば、小さく変わっていく事に特に問題は感じないのに、時間が無いと感じてしまうから、大きく飛躍しようとしてしまうのです。

 

人は時間の概念に囚われます。いつも時間が有限だと思い、時間が無いと感じています。その為に、その時間の間に、大きく変化しようと考えてしまいます。

 

その意味で、いかに時間の概念から解放されるか。とても重要です。時間の概念から解放さえされれば、大きく変化する事は可能だし、大きく飛躍する事は可能です。いつでも可能です。

 

そして、実際、具体的な時間内に変化する事なんかに、制限されていません。ただ単に、漠然と、時間の概念に囚われているだけです。実際には、時間には制限されてはいません。変化するのにどれだけ時間をかけてもいいんです。実際、そうなのです。それは分かっています。

 

ですから、問題なのは、時間が無い事ではなく、時間が無いと感じている事です。思い込んでいる事です。囚われている事です。ですが、繰り返しですが、いつだって時間からは解放されていいし、時間は無限にあると思って、何にだって取り組んでいいんです。その意味で、大きく変化する事を望んでいいんです。

 

そして、大きな変化の軌跡は、小さな変化の連続したものです。大きくではなく小さくでいいんです。小さく変化する事で、いずれ大きく変化します。時間は関係ありません。時間の概念は関係ありません。ただ囚われているだけです。