毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

瞑想の実践。呼吸に集中して心が落ち着いた状態にして思考の断片に囚われない。

瞑想を行うとき、思考の断片、言葉の断片が次々と湧いてきて、なかなか上手くいかない事ってないでしょうか。心が落ち着いている時は上手く出来ますが、日頃のストレスや仕事の事、人間関係の事で頭がいっぱいの時は、次から次への言葉の断片が湧いてきて、気が付いたらそれらに囚われて、ずっと何かを考えているという事ってあると思います。

 

最近、深呼吸を習慣にするという事で、呼吸を意識してゆっくり行うと、呼吸の速度や心拍数をコントロールできるという事をあらためて気づきました。その事から考えると、心が落ち着いていないままでは、頭が何かに囚われて思考の断片にまみれてしまう事から逃れられないので、まず、呼吸をゆっくりにして、リラックスして心を落ち着かせてから、思考の断片にまみれないようにする事が大事なのではないかという気がします。

 

そこで、瞑想の実践という事で、瞑想のやり方について見直しをしたいと思います。

 

まず、リビングなど静かなところで、目を閉じて、呼吸に意識して瞑想を始めます。この時、呼吸の「吸って吐いて」をかなり意識して、鼻から息を吸って口から息を吐くという事に集中する事が大事だと思います。鼻から吸って鼻から出すでもいいと思います。空気が鼻から入って口から出る音に耳を集中して傾けるのも良いかもしれません。とにかく、呼吸の速度をゆっくりにして、リラックスして、心が落ち着いた状態にするという事です。このステップをきちんと進めないと、思考の断片、言葉の断片にまみれて、ずっとその事に頭が囚われてしまいます。呼吸によって冷静な状態にする。とても大事です。

 

この事に時間をしっかりかけて良いと思います。心が落ち着いていないのに、瞑想を続けても、あんまりうまくいきません。なので、呼吸によって呼吸の速度をゆっくりにして心を落ち着かせる。この事に集中する事です。「吸って吐いて」を意識して10回くらいはやって、心が全然落ち着かないなら、さらに、10回やっても良いと思います。その意味で、10回の「吸って吐いて」を3回くらいやっても良いと思います。

 

そして、心が落ち着いて、雑念に対処できる感じになったら、身体の感覚、頭とか肩とか足とかあらゆる部位の状態に気付くようにチェックしていくのが良いと思います。ある程度身体のチェックが出来たら、さらに、周りの音とか、外から入ってくる事に関する感覚に気付くようにチェックするのも良いと思います。そのようにして、自分の身体の内側と外側の感覚に気付くように、観察するステップをやるのが良いと思います。

 

基本的には、この2つのステップで十分ではないかと思います。特に、最初の呼吸のステップは大事で、呼吸によって心を落ち着かせて思考の断片に囚われないようにする。大事だと思います。場合によっては、呼吸のステップだけでも良いと思います。

 

そういうわけで、私自身これから、呼吸にもっと意識して瞑想を実践していこうと思います。