毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

最近の瞑想を振り返る。仕事への囚われ・サリエンス・ネットワーク・時間

最近、夏で暑くなってきたからか、仕事で落ち着きなく過ごしているからか、瞑想にあまり集中できなくなってきていたように思ったので、今回は瞑想について振り返りをしようと思います。

 

瞑想を毎日やり始めて、9か月になります。基本的には、朝に瞑想にやっています。だいたいいつも、リビングで、カーテンを開けて外に向かって目を閉じて椅子に座ってはじめます。たまに、窓から遠い奥の方に置いている椅子に座ってやっています。そして、呼吸に集中するようにして進めていきます。呼吸の吸って吐いての速度をゆっくりにしていくと、心もそれに合わせて落ち着いていくのでそうやっています。しばらく集中できない時や落ち着かない時は、深呼吸をするようにして、出来るだけより呼吸を感じるようにして進めていきます。

 

それから、目の周りや頭、首や肩、腰などの、特に痛みや疲れを感じている身体の箇所に注意を向けながら、身体の状態をチェックしていきます。私の場合、いつもどこかが疲れているので、注意を向けやすいです。そうやって、自分は疲れているんだなと感じて知るようにしています。

 

そして、しばらくそのまま瞑想を続けながら、頭の中に湧いてくる思考の断片をそのままに流しつつ、最近自分が考えている事、気にしている事に気付くようにしています。そして、自分を客観視して、自己理解を高めていきます。そうやって、自分の中で客観視が進んでいくと、自分を観察しているもう一人の自分という状態が脳内で出来ていくのが分かります。

 

その状態でしばらく心を静かにして、また呼吸に集中したり、自分が感じている事や不安に感じている事などに気付くようにしたりして、それらを受け止めていきます。そのようにして進めていくと、10分とか15分とか経つので、それで瞑想を終えます。

 

このところ、朝に時間的にも心にも余裕がなく、瞑想の時間が短くなっていたように思います。あらためて、15分くらいゆっくりやってみましたが、身体の疲れや痛みも相変わらずある中で、仕事に関する事で頭がいっぱいになっている事がよく分かりました。仕事は最近充実感を感じてはいるものの、やる事をたくさん作っていて、常に余裕がなく、焦りがあったりイライラしたりしています。そういった事で心に全然余裕が無くからか、瞑想をしていてもなかなか心が落ち着いてきませんでした。ある程度時間をかけていくと、客観視が進んでいって、もうひとりの自分が仕事に特に囚われている自分を観察できる状態になりました。

 

この観察する脳のモード、サリエンス・ネットワーク(SN)のモードになるのには、一定時間が必要であることが改めてよく分かりました。特に、最近のように、落ち着きなく、焦っていたり、イライラしていたりと、何かに強く囚われている状態ではそれなりの時間が必要のようです。

 

今回瞑想を振り返って分かった事は、仕事に関する囚われが強くなっていたという事です。そして、そういう囚われが強い状態では、自分を客観視するSNのモードになるのにそれなりの時間がかかるという事も分かりました。

 

瞑想では、脳の状態を、SNのモードに持っていく事が大事なので、これからは、あらためて、10分以上時間をかけてやっていこうと思います。