人間は動物であり、植物ではないわけですが、植物から学ぶことは多いと感じます。
人間は主観的な生き物であり、「今」を生きているわけです。未来はこのようになるとは予定されてはいなくて、「今」を生きた結果、それが未来になるのです。
今何をやっているのかが大切であるわけですから、嫌なことをやるより、好きなことをやる方がいいし、大切だと思っていることを今やる方がいいわけです。
今やっていることが大切なことをやり続けていった結果が、未来に実現されていくならそれでいいんです。
むしろ、未来がどうなるか分からないという現実もあります。未確定な世界であり、この先何が起こるか分からない、そういう世界をみな生きているわけです。
逆に、確定された世界を生きるのはきっと嫌なはずです。未来が決まっているわけですから、何をやっても未来は変わりません。予定通りの世界には自由はありません。
結局、未来ではより良く生きていたい気持ちがあったとしても、それがどのような未来なのかは、その時になってみないと分からないわけです。
むしろ、どのような未来であっても、それが自分にとって良いなら、それで満足するんです。
そういうことであれば、今やっていることを楽しくて、やっていることが大切であることが望ましいです。
そのことをやり続けていった先に未来があるわけですから、その未来も今と同じく好きなことをやっていれば、大切なことをやっているはずです。
今やっていることが未来にどのようになっているのか分からない。でも、今それが大切だと思うからそれをやる。そして、それをやり続けていく。そうすれば、実りある未来がやってくるんです。
だから、自分にとって大切だと思うことを大切にしていくんです。未来にどうなるか分からないけど、その大切な種を育てていくんです。
毎日水をやるように種を育てていけば、気が付いたら芽が出てきて、少しずつ実っていくんです。花が咲くんです。
どのような花が咲くかは未来になってみないと分からないかもしれません。ですが、自分が小さな種から大切に育ててきたものですから、どんな花が咲いてもきっと良いんです。
その意味で、人間も、植物と変わりません。稲のようなものでもです。田植えをして、秋になったら実るんです。
人間は動物であり、せっかちですから、すぐに思いついた未来を現実のものにしたがります。ですが、人間も植物と同じです。今ある種を大切にして実りある未来がやってくるんです。