人は、これから先どうなるか分からないから不安です。いつも不安を抱えているんです。だから、いつも安心な材料を探していて、未来に安泰を求めているんです。
ですが、いくら頑張っても安泰な未来なんてやってきません。
そんなことより、「何とかできること」が大切なんです。日々確かに問題はあるが、それでも、その日が何とかなるようにして、その日を乗り切るんです。
今日寝て明日を迎えたなら、それは今日何とかした、ということなんです。
人間は不安だから、これから先に絶対に大丈夫な状態にしたいし、絶対安泰な未来を確保したいんです。何もしなくても絶対に大丈夫な資産を確保したいんです。
ですが、そんな絶対安泰な未来なんかやってきません。
この不確実性の世界の中で、確実な未来なんてあるわけありません。
あくまで確率統計的には、絶対安泰の未来を予測することはできるかもしれませんが、統計通りに軌跡になるかどうかなんてわかりません。
もしあるとしたら、それは確定された世界であって、そんな世界に自由はありません。自由な世界はいつだって、不確定です。
もし、未来を確実なものにできるなら、みんな投資で儲かって、誰一人損失を出さず、みんな十分な資産を持っているはずです。そんな世界はありません。
そんなことより、何とかする力が重要です。何とかなりそうにない今日を何とかすることです。
そして、これまで何とかしてきたから今がある事実からすると、何とかする力はみな持っているんです。
何とかなりそうになかった過去の日々で、何とかやって、今があるんです。
そうやって、今日何とかして、未来も何とかするんです。
確実で、絶対安心で、絶対安泰の未来なんて無いんです。それは幻想です。
そうではなくて、自分には何とかする力があって、実際に何とかしてきた事実を思い出すんです。
きっとこれからも何とかするんです。絶対安心には程遠いかもしれませんが、それなりに何とかするんです。
むしろ、絶対安心の未来に取りつかれていることが問題です。原理的に、絶対安心、絶対安泰なんて無いんですから。
そんなことより、何とかする力を持っているということを思い出すことです。
自分は何とかできるんです。これまでも、何とかしてきたし、何とかできてきたんです。
確かに、何とかできるんです。すぐに人は忘れてしまいますが、いつだって何とかできてきたし、それは十分ではなかったかもしれないけど、それでも、何とかしてきたんです。
そして、これからも何とかするんです。何とかする力も、そもそも人は持っているんです。