毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安やつらさを感じても、自分自身でいる事が大事。自分の身体と向きあう事から始める。

仕事の事でも、家族でも、人は人との関わりの中で生きていくものだとは思いますが、まずは自分とちゃんと向き合って生きていく事が大事だと感じます。

 

とは言え、人はそんなに強い生き物ではありませんから、つらい時、寂しい時、すぐに他人を頼りたくなります。そして、実際そうする事で何とか生きている部分もあります。でも、そのような事ばかりしていると、いつまで経っても人に依存しながら生きていくままになってしまいます。

 

それは、実質的に、独りで生きていくという事が大事だと言っているわけではありません。家族がそばにいても、仕事をしながら人と一緒に居ても、それはそれで問題ありません。大事なのは、自分自身でいるという事です。問題なのは、自分自身である事を自分で保つことが出来なくて、それで人に頼り過ぎてしまう事です。何か不安になったらすぐにその事を人と共有して安心しようとしたり、自分がつらく感じる事を何か自分以外の事のせいにして安心しようとしたりする事です。もちろん、不安でつらい時は人に頼る事も悪くないし、その原因が自分以外にある事もあります。ですが、いつもその態度、その生き方だと、いつまで経っても、自分自身でいる事が出来ません。

 

人は元々依存しなければ生きていけない状況で、世界に放り出されて生まれてきた生き物ですから、それはしょうがない事です。ですが、時間をかけて、自分で自分を支えて生きていけるようになっていく事が大事だと思います。その為に、日々練習が大切です。

 

不安を感じる時、つらさを感じる時、そんな時こそ自分と向き合う事が大事だと思います。自分と向き合って、不安に感じている事、つらさを感じている事に、しっかり気づく事、しっかり認識する事が大切です。

 

不安やつらさを感じている事は本当の事だし、それを無い事して誤魔化しても、身体は無意識に感じ取っています。そして身体は何とかしようともがきます。でも、その事に自分自身が気付いてあげなければ、自分と身体は上手くつながりません。自分と向き合うとは、同時に、自分の身体と向き合う事でもあります。頭の中で感じる、もしくは、考えている不安やつらさを、他の何か、他人に依存して解消しようとするのではなく、むしろ、自分と向き合って、自分の身体と向き合って支えようとする事が大切です。

 

不安やつらさはありますが、そういった事をいつまでも人に依存して何とかしようとするのではなく、自分自身で何とかしようとする事は大事だと思います。ちゃんと自分に向き合う事は大事だと思います。そして、その事は同時に自分の身体と向き合う事を大事にする事でもあります。身体が感じている事にちゃんと気付いて認識する事から、自分自身でいる事が始まるように思います。それには、日々練習が大切です。