毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

英語の生活習慣化。英語の本読みやYouTube、海外ドラマ視聴。

英語は日常的にはそんなに使っていないのですが、以前にアメリカに滞在していて、日常的に英語を使う事が生活になっていたので、それ以降日本に戻ってきても、今でも英語を使用する事を生活の習慣に取り入れています。英語を使用しているというか、英語に触れているという感じですが…。

 

アメリカに住んでいて、英語に囲まれた生活が、月並みながらカルチャーショック的に新鮮な体験で、滞在し始めた頃は、ここまで言語の力が人間の基本的な部分を制御し、規定したのかと感動したほどでした。

 

ですが、そんなに英語が出来ていたわけではないので、滞在している時も英語の勉強を日常的にしていて、その習慣が今でも続いているという感じです。英語の勉強の習慣は、もちろん英語力の向上を意識していますが、それだけでもありません。アメリカの住んでいた街や自分を取り囲んでいた雰囲気をまるで思い出したかのように心地良く感じられたり、自分の頭が英語脳になる事自体が心地良く感じられたりするからです。

 

英語の本読みは、もう2年以上継続しています。Kindleを使って毎朝30分程度本読みをやっています。このところ、ずっと声に出して音読をしています。朝から、念仏のように英語を発していて、声を出す事自体が気持ちよくなっています。英語の文章を読みながら内容を理解して、同時に声に出すという行為が、頭の中で脳が英語で活動している感じになるので、言語脳としての脳の使い方としては日本語を使う場合と違って違和感がありますが、その感じが気持ち良いです。軽く頭で運動をしている感じです。英語力の向上というより、英語の生活習慣を心地良くやっている感じです。

 

あと、英語のYouTuberのYouTubeをよく視聴しています。英語圏ミニマリストYouTubeを視聴する事が多いです。話す人によって聴き取りやすさも違うし、話し方も違うし、もちろん、考えている事も違うので、そういうのも面白いし、そもそも英語の文章構造上の話し方が日本語と違うので、そういうのも面白いです。これも、リスニング力の向上というより、気持ちよくなるためにやっているという感じです。

 

それと、海外ドラマの視聴です。観ているテレビ番組は、朝のNHK教育のテレビ体操とNHK総合大河ドラマくらいで、基本的にテレビは海外のドラマや映画を観る為に使っています。基本的に吹き替えで観る事はありませんが、さすがに内容がついていけないので、字幕で観ています。最近は、アマゾンプライムで「エクスパンス -巨獣めざめる-」という宇宙もののSFを毎日観ていますが、今までに見たドラマの中で最高傑作と言っていいほどです。ドラマも、エンタメとしてこのレベルまで達しているのかと感心しています。ドラマの内容の質が高すぎて、映画好きの自分すらも、これではみんな映画館に行かないのではないかと思うほどです。映画並みの迫力の内容が毎回放映されていて、よくこのレベルのドラマの内容を何シーズンも続けられるなぁと感心しています。実際、最近のドラマは複数の監督で制作されていて、人間描写も含めて、かなり高いレベルに仕上げているんだろうと思っています。

 

そんな感じで、英語の本読みや、英語でのYouTube視聴、海外ドラマ視聴を生活の習慣に取り入れています。もはや、英語力の向上というより、英語を日常の生活の習慣の中に取り入れて心地良く過ごしたいからという感じです。これからも、色々と工夫して、英語を取り入れた生活習慣に作っていきたいと思っています。

猫背の姿勢を改善する習慣の見直し。PC作業中の姿勢とストレッチによるセルフケア。

今、新たに取り組みたい習慣として、姿勢の改善を考えています。私は元々猫背気味の姿勢で、PC作業中に、気が付いたら首が前に出て、ストレートネックになっています。こういう姿勢を長時間続けていたら、それは当然首こり、肩こり、目の奥の疲労感がたまります。そして、頭も脳も疲れます。この事に関して、以前から取り組んではいるのですが、ここで改めて、それらの習慣について見直しをしたいと思います。

 

まず、PC作業中の姿勢です。PC作業をするときは、ディスプレイの位置、キーボードの位置、椅子の位置と高さをきちんと確認します。そして、座っている姿勢が正しくなっているか、確認します。特に自分の首は自分が想像しているより前に出ているので、鏡をPCの置いているテーブルの隅に配置して、いつでも自分の姿勢がどうなっているか目視できるようにしておきます。猫背の姿勢は、座り方の影響を受けます。お腹が真っすぐ立っていないと、猫背の姿勢を良い状態に保つのは難しいので、お腹を立てて、椅子に接しているお尻から頭の先まで真っすぐになっている事を確認します。できるだけ、両肘は身体の横から後ろ側になるようにして、胸を開きます。肩が前に巻いているとこれもストレートネックの原因になるので、胸を張るようにして座ります。このような姿勢は、腹筋がしっかりないとできませんが、私は毎日腹筋をやっているので、きっとこれに役立つはずです。このような姿勢になっている事を確認出来たら、はじめてPC作業に取り掛かるようにします。

 

PC作業に入っても、気が付いたら猫背になっている事が多いので、作業中も姿勢の事を意識しながら、深呼吸を入れたり、休憩を入れたりしていくようにします。

 

基本的には、PC作業中の姿勢が問題ですが、その他の時の姿勢も当然問題になるので、PC作業中の姿勢が上手く改善できるようになったら、食事の時など他の姿勢の時にもこのような習慣を活かしていきたいと思います。

 

そして、ストレッチです。やっぱり、PC作業時に姿勢を維持するというだけではどうしても追いつかないので、ストレッチによってセルフケアする事が大切です。ストレッチは、肩甲骨ほぐしストレッチと体側伸ばしストレッチをやっています。

 

肩甲骨ほぐしストレッチは、両腕を曲げて両肘を胸の前あたりでくっつけるようにして、それから両肘を左右の耳の横から後ろ辺りまで引き上げて、目一杯腕を上げたところから、両肘を両側に開いて、胸を大きく開くようにして、出来るだけ後ろ側に回して、元の胸の前の位置に両肘を戻します。このような肩を中心に両肘を大きく回すストレッチを、呼吸に合わせてゆっくり行って、5回くらいやります。これをする事で、首の可動域が広がる感じになって、血行も改善して肩の疲れも取れます。

 

そして、体側伸ばしストレッチです。体側伸ばしストレッチは、今度は両肘を伸ばして頭の上に突き上げて、両肘を頭上で交差させるようにして手のひらをくっつけます。このような両腕を伸ばした状態で、お腹や腰辺りを軸にしながら、両腕を左右に倒します。呼吸に合わせて、右、左とゆっくり倒していきます。左右1回ずつを5回くらいやります。次に、また、同じく両腕を伸ばしたまま、お腹と腰を軸にして、手の先で大きく円を描くように上半身を回します。この両腕の回転を時計回り反時計回りに3回くらいやります。このストレッチは椅子に座った状態でも、立った状態でも良いと思います。これだけで、肩まわり、肩甲骨周り、脇から身体の側面の辺りが伸ばされた感じになります。

 

とりあえず、この2つのストレッチを、肩こり、首こり、目の奥の疲労感、脳の疲労感に気付いたときにやるようにしています。セルフケアをとしてはやり易くて、効果を感じます。

 

そんな感じでしょうか。猫背の姿勢の問題は私にとって大きいと感じています。これからも、PC作業中の姿勢を改善する習慣を取り組みながら、肩甲骨ほぐしストレッチと体側伸ばしストレッチでセルフケアをやって、猫背の姿勢を改善していきたいと思っています。きっと、身体の疲労感が改善すると期待しています。

これからも大事にしていきたいと思う事。ウェルビーイング・今ここ・習慣・QOL

この1年、色んな習慣に取り組んで、自分の考えを進めてきました。今回は、これからも大事にしていきたいと思う事についてお話ししようと思います。

 

まず、ウェルビーイング(Well-being)を大事にしていきたいという事です。自分にとって、心身や内面的な事、実践的な事をより良くあるように、毎日を過ごしていきたいという事です。その為にもまず、自分を大事にしていきたいし、自分の周りにいる人たちも大事にしていきたいです。家の中の暮らしも大事です。その為には、身体の健康状態を維持していく事も大事です。しっかり睡眠を摂ったり、食事も良いものにしたり、身体を動かす習慣も続けていきたいです。身体は基礎なので、それを大事にしながら、自分にとってより良くあれるようにやっていきたいです。

 

そして、ウェルビーイングを中心に据えてやっていく為にも、「今ここ」を大事にしていきたいです。常に、今この瞬間を大切にできるように過ごしていきたいです。「今ここ」を大事にするという事は、自分をないがしろにせず、自分を大事にするという事です。今、自分が感じている事や考えている事、それらに落ち着いて向き合えるような状態にいつでもなれるようにしていきたいです。これまで続けてきた瞑想は、そういう意味で、これからも続けていきたいし、深呼吸する事やリンパマッサージする事、ストレッチする事など、色んなセルフケアも大事にしていきたいです。

 

ウェルビーイングや今ここを自分の大事な事として中心に据えながら、これまで続けてきた習慣をこれからも大事に続けていきたいと思っています。身体を動かす習慣として行っている、毎朝のテレビ体操も続けていきたいし、軽い筋トレも毎日続けていきたいです。上で触れた瞑想も習慣として続けていきたいと思っています。また、リベラルアーツの精神は大事なので、毎日読書を行って、色んな事を学び続けていきたいです。その一環として、英語の本読みもこれまで通り、これからも続けていきたいです。もちろん放送大学の勉強も続けていきます。もう少しすると今年度後期の試験があるので、それに向けてコツコツと続けていくつもりです。

 

また、「今ここ」を大事にするライフスタイルを作っていく為にも、生活や人生の質という意味でクオリティオブライフ(QOL)を意識してやっていきたいと思っています。毎日の習慣はQOLを支える基礎になるのできちんと続けていきたいと思っていますし、家の中の暮らしも、「今ここ」の場所と言えるので、自分にとってより心地良く、快適で、豊かな生活が送れるようにやっていきたいです。食事は特に大事で、これまで朝食抜き生活を行ったり、朝はフルーツヨーグルトだけにしたりと取り組んできましたが、十分ではないと感じています。まだ、脳や身体が疲れやすかったり、気分が安定しなかったりします。なので、糖質を減らしたり、炭水化物を減らしてタンパク質や野菜を多めにしたり、など、食事をよりコントロールしていきたいと思っています。

 

そういう感じで、これからも、ウェルビーイング、今ここや自分、習慣、QOL、を大事にしていきたいと思っています。

幸せに生きる為のウェルビーイング。何者かになろうとせず、今ここを大切に生きる。

幸せに生きると言っても、人によって色々と生き方が違って、また、幸せ自体も色んな種類があるし、人によって幸せの感じ方も違うから、一概にこう生きるべきというのはないというのはあるのですが、現代のように、インターネットが発展して、世界中の情報がランダムに入ってきて情報に振り回されやすい時代にあっては、やっぱり幸せに生きるにはどうしたらよいのだろうかと自分で考える事は大事かなと思っています。

 

ひとつに、本当に世の中は社会化が進んでいて、自分で生きていく事を決めるのも大変ですし、上に言ったようにインターネットなどランダムな情報が多いですから、とにかく、自分自身の主体的な自己を形成させることが難しいと感じます。とは言え、昔の方が良かったというわけではないので、悪くなったとかそういう意味ではなく、現状からして、難しい時代になったという事です。主体的自己という意味で、自分を大事にするという事が出発点としてとても大事だと感じるのですが、どうしても、今の社会で生きていこうとすると、何者かならなければならないという観念に強く動機づけられてしまいます。実際、今自分がいる社会的な位置はそのように何者かなろうとした結果とも言えるので、それがいけないとまでは言えませんが、何者かにならなければならないという強すぎる観念は、主体的に自己の形成が安定化せず、いつまでたっても不安定なままで苦しいはずです。なので、自分という主体的自己を安定にさせる為には、自分を大事にする事が大切で、自分を大切にするのは他の誰でもない、まずは自分が自分を大切にするという事が大事だと思います。

 

何者かにならなければならないという観念が強すぎると、自分以外の何者かにならないといけなくなって、自分という主体的自己が不安定になります。その状態は自分にとって苦しいですから、自分以外の誰かに助けてもらいたかったり、社会にどうにかしてもらいたかったりするわけですが、そういう状況は感情や気分に振り回されるという形で表れて、言語化されて認識できる形ではないですから、とにかく感情的につらく苦しい状態になるだけです。

 

だから、どのような状況であっても、自分が自分を大事にしてあげる、自分が自分を愛でる、育てる、という事が基礎であり、出発点になるのではないかと思っています。自分が何を思っているのか、考えているのか、大事にしているのか、つらいと感じているのか、自分の事を自分自身でよく知って、受け止めて、自己理解を高めていくという事だと思います。そして、自分にとっての快適さとか心地良さとか、好きなものは何かとか、自分の身体の状態とか、そういう事を大切にしていく事が大事なように思います。

 

そして、実践としては、やはり、「今ここ」を生きるという事だと思います。まだ来ぬ遠い未来の事に囚われて不安になったり、これまでの事に引っ張られてネガティブなバイアスに引っ張られ過ぎたりせず、今の自分をよく見て、今いる場所でゆっくりやっていく意識が大切だと思います。基本的には、生きるとは「今ここ」の連続ですから、「今ここ」をないがしろにすると、その先もないがしろのままです。なので、どんな時も「今ここ」を大切にする事が大事だと思います。そして、「今ここ」を大切にする生き方とは結局、ウェルビーイングを大事にする生き方だと思います。

 

幸せに生きるというのは、繰り返しですが、人によって全然違うので、皆同じ方法で幸せに生きていくというのはないと思います。でも、私が思うのは、どんなに社会に圧倒されそうになっても、何者かになろうとする前に自分を自分で大切にする事が大事で、「今ここ」を大切にする事が基礎的な事だと思っています。そうして生きていく事がウェルビーイングの向上につながって、幸せに生きていけるのではないかと思っています。自分はそう生きていこうと思っています。

軽い筋トレの習慣。毎日継続して半年。

このところ、軽い筋トレの習慣の事について書く事が多いですが、今回も軽い筋トレについて書いておきたいと思います。ようやく、この習慣を毎日続けて半年が経ちました。

 

今となってはこの習慣は毎日の生活の一部になっていて、やる事自体何の苦労もありませんが、半年前まではこの事が出来ずにいたという事を思うと、習慣の力とは本当に凄いなと思います。

 

始めた頃は、膝付き腕立て伏せ10回、腹筋10回を1日に1セットだけやるという感じでした。でも、この軽く楽な習慣を毎日継続する事で、大した意識も必要なく出来るようになったわけです。習慣化するには1、2週間の期間がかかると思っていますが、この筋トレもそういう感じでした。それから、今では、膝付き腕立て伏せ20回、腹筋20回、背筋20回、ヒップリフトをしながらグーパートレーニング50回と、たまに、プランク20秒をやっています。この筋トレは、朝は必ずやっていて、他の時間にもやっています。休みの日などは昼間もやっています。

 

半年経って感じる、この軽い筋トレも効果ですが、まずは、憂鬱感のようなネガティブな感情ややる気のない気分でも、この筋トレをする事でスイッチが入って、やる気が出るという事です。筋肉を積極的に使うことで身体のテンションが上がるので、そうなると自動的に気持ちが前向きになる感じです。なので、これを習慣にしておくと、ネガティブな気分でも気分が上がって前向きになれるので、凄く助かります。

 

これと似たような効果ですが、気分が上がるのとともに、動かなくなっている身体が動き出すようになります。なので、行動力が上がって、だらだらしていた時でも軽く筋トレをする事で、何かすぐに始められる感じになります。最近相変わらず家の中で過ごす事が多いですが、そんなにだらだらと過ごさずにいられるのも、この習慣のおかげだと思います。

 

私はこの習慣とは別に、毎朝テレビ体操をしていますから、体調の維持や管理はこちらの方の効果も大きいかと思っていますが、この軽い筋トレでも、体調を維持しているように思います。私自身、頭痛になりやすくて、自律神経も失調気味で調子が悪くなりやすいのですが、軽く筋トレをしている事で、随分身体の調子はよくなったと感じます。筋トレは基本的に身体を動かす事なので、身体に適度に活性を与えて身体に良い効果を与えているように思います。

 

あと、筋トレをやっているわけですから、見た目は明らかに良くなります。胸筋回りも筋肉はついていますが、お腹回りもすっきりしています。物凄くスタイルが良くなったとまではないですが、お腹周りのぷよぷよした感じは無くなりました。見た目が改善する事自体は半年もかかっていません。見た目に関しては、比較的早く効果が出てきます。1週間も継続すればその分身体つきは明らかに変わります。筋トレを続けられる理由にこれがあると思います。やった分だけ成果が出ますから、続けがいがあると思います。

 

そんな感じで、小さいながら確かな効果を幾つも感じながら、軽い筋トレの習慣を半年毎日続けてきました。今では、完全に生活の一部になっています。これからも、ただ普通に毎日の事として続けていこうと思っています。

クオリティオブライフ(QOL)向上の為の道具や家電製品は大事

家の中での生活の質を向上させてくれる道具や家電製品は、ウェルビーイングの向上を目指している私にとって、けっこう大事なんだなと最近よく思います。

 

生活の質というと、クオリティオブライフ(QOL)という言葉があって、元々この言葉は、医療や教育、介護の分野で使用される事が多かったようですが、この言葉の概念が現代の人々に対して重要性が上がってきている事から、広く日常的な言葉としても使用されているようです。

 

QOLという観点から、最近、家の中での生活の質を上げてくれる家電製品やグッズは本当に色々とあって、私たちの生活をより良いものにしてくれていると感じます。豊かさというと、物質的豊かさの時代より今は物質的ではない豊かさの方が大事と言われることも多く、モノが意外と生活の質や豊かさに役立ってくれることが忘れられがちなのではないかと思ったりしています。

 

この1年、幾つか家電製品や道具を購入してきて、それらが本当にQOLを向上させてくれたと感じています。

 

まず、シャープ製のヘルシオです。ヘルシオのおかげで、今年1年美味しい料理を楽しむことが出来ました。最近ほとんど外食をしていないのですが、ヘルシオがあれば、かなりの料理が美味しく食べられます。そして、色んな調理法を備えていて、簡単に作れます。料理の素人の私でも、簡単に作れます。今年はお菓子作りをするようになって、妻と週末はパウンドケーキを作る事が増えました。そういうお菓子作りもヘルシオのおかげと言っていいと思っています。

 

そして、お菓子作りという意味では、クイジナート製のハンドブレンダーも購入しました。要は電動で混ぜてくるものですが、こういうアイテムも、お菓子作りを楽にしてくれるだけでなくて、楽しくしてくれるものとして、本当に重宝します。デザインも良いので、使っていて気持ち良いです。実際パウンドケーキ作りにかかる時間もかなり短縮できたので、よりお菓子を作るのが楽しくなったと思います。来年は、パウンドケーキ以外のお菓子作りにもチャレンジしたいという気持ちになっています。

 

あと、タニタ製の体組成計です。これは、身体の状態の管理をしっかりしていこうという事で購入したもので、基本的に毎晩この体組成計に乗っています。体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、体水分率、体内年齢、なども数値として記録されます。私自身、毎日軽い筋トレや体操をやっている事もあって、身体の状態を管理しておくのは良いと思っています。また、食べ物やお菓子を食べるのが好き過ぎるので、そういう意味でもモニターしておきたいと思っています。これらの数値をモニターしていれば十分かというのは分かりませんが、数値として常に確認はできるので、身体の状態が毎日どう変わっているのか直接見る事が出来てとても良いです。

 

他にも細かく言うと色々とあるのですが、とりあえずこのようなものです。

 

本当にQOLは大事な概念だと思います。それが家電製品など、モノで改善できるならそれは良い事だと思います。実際、今年は上に挙げた製品によって生活の質は良くなったと感じています。

 

QOLの向上は、ウェルビーイングの向上に直接関係しています。ウェルビーイングの向上を目指す私にとってはとても大事な概念です。今後も生活の質を改善してくれる製品やアイテムを探していきたいと思っています。

ネガティブバイアスがウェルビーイングを難しくする。

人間の「ネガティブバイアス」という性質には本当に困ったものです。ウェルビーイングを大事にしている私にとっては、自分のことながら、日々の憂鬱感や不安感、ストレスやイライラの多くが自分のネガティブバイアスに基づいていて、この自分のネガティブバイアスがウェルビーイングを難しくしていると思うと、本当にどうしたものかと考え込みます。

 

ネガティブバイアスとは人間としては自然に備わっているものです。一般には、ポジティブな情報よりもネガティブな情報に注目してしまって、優先的に信じたり、強く記憶に保持されたりする傾向が強い性質の事を言っています。この性質が、生存していく為の適応性の能力として役に立ってきたんだろうと思います。

 

嫌な事があると、強くその事に引っ張られて、頭の中をいつまでも巡り続けてしまいます。ネガティブな事の反芻思考です。1日のうちに、ポジティブな良い事もたくさんあるのに、ネガティブな事が少しでもあると、そちらの方に意識が持って行かれて、ずっとその事を無意識に考えてしまって、頭がずっとネガティブな気分のまんまになってしまいます。寝るまでネガティブな思考と気分に包まれていると、たいてい朝は憂鬱です。とても勿体ない過ごし方をしまっていると分かっていても、人間とはそういう性質をもっていますから、そうなってしまいます。本当に困ったものです。

 

本当に嫌な事があったのならまだしも、嫌な事がありそうだという予感がするだけで、気分が悪くなって思考が正しく機能しないという事もあります。人間は、勝手に自動予測をしてしまう生き物ですから、特に、ネガティブな事になると、勝手に自動予測、自動予感をして、ネガティブな感情や気分になってしまいます。そのようなネガティブな予感だけでも、1日中ネガティブな感情や気分が頭の中を巡り続けて、勿体ない1日を過ごしてしまいます。

 

また、会社など多くの人がいるところにいると、自分とは全く関係ないのに、他人が他の人の悪口を言っていたり、罵っていたりするのを目撃したり、耳に入ったりするだけで、気分がネガティブに傾いていきます。とにかく、人はネガティブな事に引っ張られやすいですから、そういう環境にいるだけで、ネガティブな気分になって、家に帰ってもいつまでも嫌な気分で過ごすという事にもなります。HSP(Highly Sensitive Person)系の人は本当に大変です。

 

そういう意味で、人とのやり取りや会話においても、相手の言動を聞いていて、悪い事になりそうだと勝手に直感したり予感したりすると、ネガティブなバイアスのせいで自分の中に思い込みが生じて、それが原因となって、相手に対する誤解が生じたりします。そのようにして、相手に対する嫌悪やネガティブな感情による苦しみが生まれてしまいます。相手との関係も悪くなる恐れもあるし、自分自身にも良くないです。

 

ネガティブバイアスとは、人間の自然な性質です。この性質は自分の生存には役には立ってきたのでしょうが、苦しみの原因でもあります。自分以外の要因が苦しみの要因であることは多いですが、自分自身のネガティブバイアスが苦しみの要因であることも多いです。ネガティブバイアスを軽視せず、ネガティブバイアスの性質を持つ自分をよく知って、自分自身を上手くセルフマネジメントしていく事が、ウェルビーイングを目指して生きていく為には本当に大事だと思っています。