朝起きると、上手く寝られなくて体調がいまいちだったり、仕事の事とか色々とやらないといけない事が頭を巡ったりして、自分を大事にできずに、また、自分の事に集中できずに過ごしてしまったりします。
朝は、まず、ちゃんと自分の事からゆっくりと始められる過ごし方が、自分のウェルビーイングの為には良いと思っています。
わたしの場合は、起きたら、毎日の習慣として、ジュリア・キャメロンという作家が言っている、モーニング・ページをやっています。これは、単に、思っている事を自由気ままにノートの書くというもので、頭の中の思考が散漫になりがちの自分を、そこに上手く留める事で、自分と向き合う時間を作ってくれます。
これは4か月以上毎日続けていて、毎朝の習慣になっています。自分の心地良い時間、また、落ち着かず、自分の事から離れてしまいそうになる自分と上手く向き合う良い時間になっています。
習慣に関しては、朝起きてすぐ、野菜を切ったりフルーツを切ったりして、簡単で慣れた動作をする事からはじめるようにしていて、その間に徐々に身体も頭も上がってくるので、それも自分の事から始める助けになっています。
また、軽く筋トレや体操も毎日やっていて、そして、簡単なヨガもやっていて、基本的にそういう事も、自分と向き合う時間になります。身体の調子を良くして、また、土台としての安定した身体作りになるので、これらの習慣は欠かせません。
自分の事に関しては、自分の仕事とか、自分との人間関係とか、世の中との関わりとか、色々とありますが、まずは、”自分の身体“を大事にするようにしています。自分の身体は自分の一部なのですが、自分とは異なる他者的な面があるので、自分の身体に気付かずないがしろにして1日を始めないようにして、身体と対話するようにしています。セルフタッチは大切で、身体のどの箇所が疲れているのか確認したり、軽くセルフマッサージしたりしています。
また、自分の場合は、猫背の姿勢という問題があるので、肩こりや首こり、目の周りや頭の疲れの事を気にしながら、姿勢と正したり、負荷のかかっている身体の部分をケアしたりするようにしています。呼吸もゆっくりやってセットでやると、身体自体も心地良くなったり、フィードバックを感じやすくなったりします。
まさに、自分の身体に対するセルフ・コンパッションという感じです。
そういう風に、朝自分の事から始められるような習慣や身体との対話、セルフ・コンパッションを大事にしていくと、自ずと散漫だった自分の頭が、自分にとって大事な事に頭を向けられるようになっていきます。そういう感じで、これからも自分の事から始める習慣を大事にして、より良い朝を過ごしていきたいと思います。