毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

ポジティブ感情という内燃機関を作る。

自分自身が、自分の外側からエネルギーを供給して生きていくか、もしくは、自分の内側からエネルギーを生み出して生きていくか、どちらが良いかというと、後者だと思います。

承認欲求というものがありますが、他人から認められると、人は自己肯定感が高まったり、安心感を得たりして、生きていきやすくなります。いわゆる自分の外側からエネルギーをもらうという事です。

ですが、必ず人や社会から、常に認められるとは限りませんから、承認を得られないときはエネルギーの供給が無くなってしまいます。また、承認欲求が満たされなくと、不安になり、焦りにつながり、苦しくなるわけです。

ですから、出来れば、自らエネルギーを生み出せると良いわけです。

自らエネルギーを生み出すには、自分の中のポジティブな感情を作り出す事です。

例えば、自分の中に生まれる愛情という感情ですが、自分の中で愛情を感じると、幸福感や心の安心感が得られるわけです。

神経伝達物質で言えば、オキシトシンセロトニンがこれらに関係します。そのような神経伝達物質は持続性があって、自分の内側から生まれる燃料のようなものです。または、エンジンであり、内燃機関のようなものです。

そのような、ポジティブ感情を自分の中から生み出せる事が出来ると、それが内燃機関となって、自分の力で、動き続けられるわけです。

一方で、承認欲求の場合、欲求が満たされるとドーパミンが分泌されるわけですが、これによって、意欲が生まれるわけです。

ドーパミンも活動していく上で欠かせない神経伝達物質で、その意味では、自分の中から生まれる燃料とは言えるわけですが、持続性は低く、短期的であるわけです。

ドーパミンが減少すると、不安感が高まったり、また、欲求が高まったりして、またすぐに、ドーパミンを求めてしまいます。

その意味で、承認欲求はきりが無く、疲れやすく、結局不安や焦燥感が生まれるわけです。

また、承認欲求は、自分の外側から得る必要があり、人や社会に依存しがちになります。

一方で、愛情のような感情であれば、自分の中でそのような感じるものですから、外側からというより、内側から生み出されるわけです。

ですから、そのような意味で、自分の中に、愛情をはじめとして、ポジティブな感情を育て、養い、耕す事によって、持続的な力としての内燃機関を作るという事です。

ポジティブな感情はウェルビーイングの5つの要素のひとつです。幸せに欠かせないものです。ですから、これを自分の中に作り、それを燃料に、エンジンに、そして、内燃機関として作り出して、自らの力で生きていくわけです。