毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

意識を身体に向ける時間を作ってあげる。無意識の身体の習慣と心身の疲労。

朝から、瞑想のようにして、呼吸と組み合わせたゆっくりとした身体の動作で、身体の疲れた箇所、痛んだ箇所を確認する作業は、とても心地良いと感じています。肩をすくめるようにしてゆっくりとして上げて、またゆっくりと下げる、こういう動作を呼吸をとともにやっていると、肩回りが凄く疲れている事や、肩を下ろすときに、血行が改善して身体が解放される感じがよく分かります。私は元々猫背の姿勢という事もあって、さらにそのような動作は姿勢を整えていく作業でもあり、とても気に入っています。

 

普段の生活では、目と手を使う作業を中心とした身体の動作が多く、それらが身体の疲れとつながっていると感じます。ものを書いたり、PC作業をしたり、料理をしたり、食事をしたり、たくさんの目と手を使う作業があります。そして、そのような動作はすでに無意識であり、無意識の身体の習慣となっています。

 

もちろん目や手だけではなく、座るという動作=習慣もそうです。歩くという動作=習慣もそうです。

 

無意識が行う身体の習慣が、知らず知らずのうちに身体を疲れさせています。それは、身体だけではなくて、心=メンタルにも影響します。思考にも影響します。

 

人は、無意識の身体の習慣の上に、それを土台にして、意識的に色んな事を思考しながら、新たな習慣=動作を重ねていきます。そのようにして次から次へと意識が別のところへ向いてしまって、土台となっていく無意識の身体の習慣は、木の年輪の内部のようにそのまま無意識の領域の奥深くに行ってしまって、気付かないままになってしまいます。

 

だから、意識を、身体に向ける時間を作ってあげないといけないと感じます。そうしないと、ほとんど意識は、自然と無意識の習慣を持つ身体に向ける事はありません。そして、気が付いたら、身体だけでなく、心も疲れていて、意識やそれによる思考も、まともに働かなくなります。

 

日常的な色んな問題は、頭でどうにかしようとしがちですが、基本的には身体の状態が整っていないからだと感じます。だから、身体に意識を向ける時間を毎日作って、セルフコンパッションの意識で、自分の身体をケアする事が大切だと思います。それは、体操でも筋トレでも、マッサージでもストレッチでもヨガでも、まずは何でもいいんだと思います。自分に合った身体へのセルフケアを、それこそ習慣として行っていく事が大事です。

 

そのような意味でも、私自身、今自分がやっている身体に意識を向けた習慣を、これからも毎日続けていきたいと思います。