人は変化を求めています。ずっと変わらないのは嫌なんです。変わっていきたいんです。
諸行無常ですから、ずっと同じ状態という事は無いんですが、それでも日常に退屈したり、同じような日々を送ったりしてしまいます。でも、それではすぐにつまらなくなるんです。
確かに、何かしら新しい事をやってみないと、日々は習慣で出来ていますから、自分が身につけた習慣を繰り返す事によって、似たような毎日を送る事になります。
ですから、変わっていくという事に多少は意識的になって、毎日の習慣を少しでも変えていく事が大切です。
人間の身体は循環が確かに必要ですから、寝る時間や起きる時間をあまりにもバラバラにしてしまうと、身体のパフォーマンスは悪くなってしまいます。
長い年月をかけて、身体は当然変わってはいくのですが、その変化のスピードはゆっくりなので、1日や2日では身体の習慣は容易には変えられないわけです。
その意味で、身体をベースとする日々の習慣はある程度安定させつつも、少しずつ変えていくという事が実践的には大切という事です。
習慣は、安定する事にも役に立ちますが、習慣を変えていく事で実質的に自分自身を変えていく事にも役に立ちます。むしろ、変えていく事に、習慣化は役に立つんです。
昨日までの習慣を、今日から少し修正して新しいバージョンの習慣にすると、しばらくすれば確実に変わっています。
何も考えなくても、習慣化の力によって、少しずつではあるものの、確実に変わります。
その意味では、一体何を変えていきたいのか。そういった事を考える必要があります。また、一体何が変わっていないのか、何が変わらない事が問題なのか、そういった事も考える必要があります。
ただやみくもに習慣を変えても、良い感じで変わっていくとは限りません。
ですから、今の自分を形作っているものは何か、形作っている習慣は何なのか、それを振り返って明らかにして、その点において習慣を変えていくんです。そうする事で、ゆっくりと、でも、確実に、自分を変えていくんです。
変わりたいと願っても、今の凝り固まった頭では、何も良いアイデアは出てこないかもしれません。
ですから、まず考えるのではなく、習慣を見直して、習慣を変えていく事によって頭も変えていくんです。
頭は、身体に基づいているというか、身体の一部ですから、身体が変わる事で頭の中も変わるんです。
ゆっくりかもしれませんが、習慣化の力によって、人は確実に変わっていくんです。