人は、快適な空間を求めているわけですが、快適であるという事は心地良さを含むわけで、感情が関係するわけです。感情がよく動き、心地良くある事が、快適空間を創り出すわけです。
その意味で、快適空間をデザインする要素として、感情が関わる事は間違いないと言えます。
もちろん、快適空間を整えるには、身体の状態は重要です。身体を整える事は、直接快適空間を形成する事につながります。身体の状態が悪ければ、快適な空間は形成されませんし、良ければ、その空間は快適になります。
自分にとっての快適な空間では、心地良く思考できるわけです。自由に物思いに耽る事が出来ます。思索に耽るわけです。思考を自由に巡らせて、想像力を働かせるわけです。まさに、自由な思考の空間です。
また、例えば、音楽は芸術の1つと言えますが、音楽は、快適空間をデザインする為に適した要素になります。音楽は良いBGMであり、快適空間としての良い背景になります。
音楽は感情とも良く関係し、心地良さにもつながります。ポジティブな感情にも寄与します。心も躍動します。
その空間では、音楽が背景となって、想像する事も楽しく、思考も妨げません。聴く事と、考える事は、多少注意は分散されるものの、互いに独立しているところがあって、また、思考にも良い影響をもたらす事もあります。
そのようにして、様々な要素によって形成された快適空間は、まさに、自由な空間です。自由に思考を巡らす空間であり、解放された空間でもあるわけです。
その空間は、スペースがあり、余地があり、時間もあり、無限の可能性があります。
また、自由であるという事は、解放されるだけではなく、その空間は遊び場のようでもあり、楽しい空間です。遊びの空間であるわけです。
そのような空間を人は求めています。内面世界を生きる人間にとって、また、主観的な世界を生きる人間にとっては、まさに、物理空間に留まらない快適な空間こそが重要であるわけです。
その空間では、自由に考え、身体的にも心地良く、感情も豊かで、そして、背景として音楽が要素として加わる事で、より快適な空間がデザインされるわけです。そして、その空間は、無限のスペースがあって、可能性に満ち、リッチさに満ち、つまり、満ち足りているわけです。
さらに、自由な空間は、人を癒し、解放するだけでなく、遊びとしての空間でもあり、そこでは、自由に想像を巡らせて、色々な世界を創造する事が出来るわけです。