自分にとっての快適な空間とは、精神的な事であったり、自由な思考であったり、安心感であったり、マインドが自由な状態だったりするわけです。
もちろん、それらを支えるのは身体的な事であり、環境的な事でもあります。物理的な空間は、実際に大切です。
人が喫茶店が好きなのは、環境要因としての快適な空間であるわけです。そのような物理的な快適さが、身体的を快適にし、そして、マインドの自由や思考の自由を提供するわけです。
車に乗っている時も、快適な状態が好ましいわけで、実際、車の中は快適空間に他ならないわけです。その空間は、プライベートで快適な物理空間であり、その中では、思考もマインドも自由の出来るわけです。
お風呂は、明らかに身体的に快適な空間であるわけですが、身体的にも精神的にもとにかく心地良く、安心感に包まれながら、マインドや思考は自由であるわけです。
それらは、確かに物理的な快適空間であるわけですが、それらは結局、精神やマインドの快適空間を提供するわけです。
快適空間とは、突き詰めると、マインドフルネスな状態という事です。
自由なマインドでありながら、知覚も満たされているわけです。そのような状態は、きっと認知の状態も良いわけです。
マインドフルネスというと、瞑想などによってそのような状態を作り出せるというわけですが、それだけでもなく、上に挙げたような、喫茶店や車の中のような物理空間でも実現する事は可能なわけです。
ですから、自分にとっての快適空間とは、どのようなところか、どのようなシチュエーションか、知っておくことはとても大事です。知っていれば、マインドフルネスの状態になりたい時、すぐにその場所に行ったらよいわけですから。
そして、自分にとっての快適空間を、開拓するんです。新たに開拓するんです。もしそのような空間を持たないというのであれば、それを探せばいいんです。きっと見つかります。
自分にはひとつ快適空間があるから、それで十分だ、という事もあるかもしれませんが、幾つあってもいいんです。たくさんあった方が、色んなシチュエーションに対応できます。
そして、色んな種類の快適な空間を持っている方が良いかもしれません。自分のコンディションは、その時その時で違いますから。
そのようなわけで、究極すると、快適空間は大切なわけです。精神的にもマインド的にもそうだし、その為にも、環境としての物理空間はとても大事です。そのような物理空間を準備する事で、マインドフルネスの状態を作り出す事が出来ます。