人には不安というものがどうしてもあって、気が付いたら、過剰な欲に振り回されています。
過剰な欲の1つに、力への過剰な欲、というものがあります。自分には力があるという事を感じたいという事です。自己効力感です。
自分が生きていく為の十分な力があると思えれば、過剰な力への欲にはなりませんが、その力が全然ないと思うと、力への欲は強くなります。
同時に、お金への欲も、生きていくのに十分のお金を持っていないと思っていると、過剰に高まります。
もちろん、生きていくという事は簡単ではないですから、生きていくのに不安を感じるのは当然です。絶対安泰、絶対大丈夫、なんて事は保証されないわけで、不安はどうしてもあるわけです。
ですから、その不安から、力への欲求が高まり、お金への欲求も高まるわけです。
それは自然な事であるわけですが、それが過剰になっていないか、という事です。
本当に、今ある力だけでは、この先、生きていく事が出来ないのか、考えてみる事です。確かに、今の自分のまま、あるがまま、今の自分の力だけでは、余裕を持って生きていけないのかもしれませんが、余裕はないにしても、今ある力で何とか生きていく事は出来るかもしれません。
今まで生きてきたように、これからも、何かと問題がありながらも、何とか今ある力で何とかしていけるのかもしれません。
お金も同様です。
今あるお金では、この先十分に、永遠に大丈夫という事はないかもしれませんが、今までやってきたように、これからも、十分あるとは言えないお金でも、何とか生きていけるかもしれません。
十分ではないけど、何とかなるお金を持っているのかもしれません。
お金は、概念的には、力の問題ですから、要は、生きていく為の十分な力を、自分は備えているのか、全く無いのか、それなりにはあるのか、そういった事をちゃんと確認して、認識して、理解する事です。
そのように、今ある力を正しく認識する事で、力への過剰な欲の問題は解決するかもしれません。
そして、それよりも、十分ではないけど、今ある力を正しく使う、行動に使う、実践に使う。そういう事の方が重要かもしれません。
また、今ある力を養う、育てる。増やす。そういった事も重要かもしれません。
せっかく力を持っているのに、不安にあまりに苛まれて、さらなる力の欲求にかられているのです。
ですが、大切な事は、今ある力を正しく認識し、理解し、むしろ、その力をどう使うか、どう役立てるか、また、どう育てるか、どう増やすか、どのような事を考える事です。