言葉には力があります。自分自身を突き動かす力があります。
自分自身を変えていきたいと思っても、なかなか思うように自分は変わってくれません。変わってくれないというか、思ったように動いてくれません。
思っているより、自分の腰は重いのです。椅子から立ち上がるには、腰が重すぎるのです。
その重い腰を上げさせるには、まずは、自分をその気にさせないといけません。
確かにその理由や目的だったら、重い腰を上げてでも動き出そう。そのように思わせてくれる何かが必要なのです。
そのような何かを自分に説明してあげなければなりません。言葉で説明するのです。
自分がそれで納得できるなら、その言葉はきっと有効です。そんな言葉があるのです。
人は言葉で動きます。ですから、そのような言葉を作り出すのです。
ですが、ただ言葉を並べればいいわけではありません。自分にとって有効な言葉が必要です。
そして、どの言葉が有効かわかりません。自分にその言葉を投げかけてみても、全然心は動かないかもしれません。
でも、もし自分の心を動かし、自分を奮い立たせる言葉を投げかけられたなら、自分はきっとすぐにでも立ち上がり、動き出します。走り出すかもしれません。
ですから、まずは言葉を投げかけるのです。自分に向かって、有効な言葉を見つけ、作り出し、投げかけるのです。
言葉は概念に過ぎませんが、言葉を発しているうちに、それが自分の中に確かなものになって自分を突き動かしていく原動力になっていくのです。
心は、その言葉が有効かどうか、確かかどうか、わかります。心は自分とつながっているし、動きますから。
ですから、自分を突き動かす言葉を探り当て、それを自分に投げかけ続けるのです。
言葉を口で発してもいいし、ノートに書いていってもいいんです。自分の手でノートに書いて刻み込んでいくうちに、自分の中に結晶となって沈殿していくんです。
きっと、そのような言葉は見つかります。自分の心を動かし、その気にさせる言葉は必ず見つかります。自分に的確に刺さる言葉の表現が見つかります。
同じ内容でも言葉の表現が違っていると、自分の心に刺さらないんです。自分の心に刺さる言葉というものがあるんです。
ですが、その言葉に出会ったなら、きっと自分の心を底の方から突き動かして、自分自身をも動かしていくんです。
言葉にはそのような力があります。今はまだそのような言葉は見つかっていないかもしれませんが、必ずあるんです。