世界の先端では、明確化が進行しています。世界は常に創造され続けていますが、その先端では明確化という営みが絶え間なく開拓し続けているのです。
人間は、曖昧なのが嫌いで、不明な状態ではいられないので、何でもシンプルにしないと気が済みません。本能としてシンプルにしたい欲求を持っているのです。
脳は、明確なのを好んでいて、不明であることをストレスに感じ、不快に感じるのです。
ですから、明確化せずにはいられないのです。
そういう意味で、人間は抽象化する事が大好きで、他の動物と比較しても圧倒的に抽象化する能力を持っています。抽象化する事で世界を加速度的に押し広げてきたのです。
とは言え、世界が具体的なことから成り立っているのは言うまでもありません。常に具体的なことが行われていて、展開していて、創造されています。人の営みも、常に具体的な実践そのものです。
具体的にしていくことで、世界は創造され、進行していくのです。
そして、具体的になるということは、何か混沌としたものが明確になるということです。具体的なものが創られ、形として現れて、明確になるということです。
具体化の先に、明確化があるのです。
世界を見ると分かるように、世界は常にダイナミックスに動いています。留まることなく移り変わっています。
一か所が変わり続けているのではなく、あらゆる箇所が変わり続けています。中心があるわけではありません。あらゆる点が、常に変わり続けているのです。
あらゆる点において、常に留まることなく具体的なものが創造されています。
人の営みも同じく、曖昧な状態を明確にしようとして、一点に集中して具体的に何かを営んでいます。その営みの先に具体的なものが創造され、明確化が進行しているのです。
その意味で、世界の先端では、明確化が進行しています。
人間は、曖昧な状態、あるいは、不明な状態から、明確なものを抽出し、抽象化しようとしています。抽象化することで不明な状態から解き放たれるのです。
そして、常に具体化しています。具体的なことを取り扱い、具体的なものを作り、形にし続けています。具体化することはそのまま形に現わしていくことによって明確化しているのです。
そして、留まることなく明確化の営みを続けることで、世界は創造され進行し続けています。
世界の先端では、常に明確化が起こっていて、あらゆる点において、明確化の営みによって開拓が進んでいるのです。