40過ぎでも進化する為の実践ブログ

りべしんと言います。40半ばを迎えたサラリーマンが、今からでも進化できると信じて日々考えて実践している事を書いています。

主体的自己を作る。発達・進化・習慣・瞑想

人間は、ひとつの見方として、自分の主体的自己を作っていく事を、生きる基本にしていると思います。最近は、個人主義の時代と言われていますが、そのような事を振り返りながら、人間の発達、進化、習慣、瞑想の観点で、主体的自己を作るという事についてお話ししたいと思います。

 

人間の歴史は、主体的な自己を獲得してきた歴史とみなすこともできます。西洋では、元々神と人間の関係から、絶対者としての神に対して、人間は否定される存在として考えられる時代もあって、ルネサンス啓蒙思想の歴史は、人間性を獲得してきた歴史とみなされたりします。アイデンティティの重要性は、このような歴史を背景に現れ始めています。ニーチェの「神は死んだ」も含めて、人間が神を乗り越えて人間性を獲得してきたとも言えます。日本でも、特に明治期に入って、福沢諭吉などを主として自立の精神を西洋から取り込んでいますし、これも主体的な自己の確立を目指す流れを作ったと言えます。資本主義社会を考える場合も、マルクスの見方では資本家階級と労働者階級の2つの階級に人々を当てはめましたが、今では個人の自由の活動が資本主義社会の根本と捉えることが出来ます。色んな見方を含みながら、現代は個人の時代と言われてもいて、益々主体的自己を確立する事が求められる時代になってきています。

 

人間が産まれてからすぐの発達過程を考えると、産まれて間もない頃はまだ人間は主体性や自分を持っておらず、ただ環境に反応しているだけと言えます。数年の後に、徐々に自己と他者の違いを認識できるようになり、主体的自己を獲得していきます。一般に、乳児の発達過程に関して特に主体的自己が形成される事が注目されますが、人間は、この時期だけでなく、人生全般において、主体的自己を形成し続けている生き物だと思います。

 

人間の脳に基づいた認知機能は、他の動物にみられない高度な能力と言えますが、大人になるとともに、自分自身をより認知できるようになります。最近は、メタ認知が重要と言われています。内省により自分の内面や感情に気付くといった単なるその場での認知のレベルではなく、もっと高いレベルで自分自身を認識する、認知する事が重要だと言っているわけです。これはまさに、主体的自己を高めていく事を言っています。自分を内省する事や客観視する事が重要と言われていますが、要はそういう事です。

 

そして、この主体的自己は、一定の状態ではなく、常に成長し、変容し、進化し続けるものです。ある年齢や段階で、自分の主体的自己があるレベルに達したからといって、それで終わりではありません。脳は常に自分自身の変容、進化を求めています。

 

そして、主体的自己を作っていく為には、やはり、人間の生活を形作る習慣に基づいて作っていく意識が大事だと思います。習慣により、物質的な事、実践的な事を習慣にしていくだけでなく、自分の内面、自己理解、メタ認知を、習慣に基づいて進化させていく事が重要です。習慣は、一日二日で変化するものではなく、毎日毎日の繰り返しによって少しずつ脳の神経細胞のネットワークをつなぎ変えながら、記憶学習させていくものです。時間をかけて、自分に対するメタ認知を更新させていくように、主体的自己を進化させていく事が重要だと思います。

 

私は瞑想に取り組んでいますが、それは主体的な自己を作っていく事にも関係しています。まだ瞑想をはじめて一か月程度ですが、自分の内面に毎日向き合うようにしていて、毎日とは言えませんが、何かしら自分に対する新しい発見をしているように思います。私はこのようにして、瞑想も含めて、主体的な自己を作っていく事を意識して様々な習慣に取り組んでいます。