毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

つらい時こそいつもの習慣で乗り切る

新年が明けて新しい年が始まりましたが、相変わらず新型コロナの感染者は増えているようです。時期は冬でとても寒くなってきて、多くの人が仕事や金銭的な事、家族、人間関係、色んな事で大変な状況になってきていると思います。同時に、多くの人がつらさを感じているのでないでしょうか。そんな、つらい時こそ、いつもやっている習慣を続ける事で乗り越えていく事が良いと思います。

 

そこで、今回は、つらい時こそ習慣が良いという理由や効果について考えていきたいと思います。

 

まず、何故つらい時こそ習慣を続けるのが良いのでしょうか。つらい時というのは、「どうしてよいか分からないという不安」から来るものだと思います。「今がつらいから何か大きなことをしてつらさから逃れたい。でもどうしてよいか分からない」とか、「漠然と未来に対するつらさが押し寄せてきて、本当にどうしてよいか分からない」とか、「ただ何もせずにいる事も不安」とか、そんな感じでしょうか。だからこそ、そんなに考えなくても実践できる習慣です。

 

習慣は普段から毎日のようにやっている事ですから、実践する事は難しくないはずです。そして、人間にとって習慣とは生活を形作る実体です。自分の実体をより確かなものにするためにも、いつもの習慣をしっかり続けることは自分のコアを確固たるものにします。習慣は、毎日やっている筋トレのようなものでもありますから、続ける事が筋肉を鍛えるように、自分自身の生活や実体を鍛えます。それが、つまり自分を鍛え、強くする事につながります。

 

もちろん、習慣は普段から自然にやっている事ですから、無意識にやっている事も含まれますが、意識的にやっている事もあると思います。勉強をするとか、運動やストレッチ、ジョギングをするとか、努力して身につけてきたことがたくさんあると思います。そのような色んな習慣を普段から持っておくと、つらさを乗り切るときに役立ちます。

 

また、つらさを感じている時というのは、身体の状態と関係していて、身体が弱っていたり、疲れていたりするものです。ですから、普段からより良い生活習慣を作っておくと、つらい時でも状態を改善できます。そして、意外と、つらさを感じている時、普段の習慣が出来なくなっていたりします。だから、改めて自分の習慣を見直して、立て直す良い機会かもしれません。習慣は、生活の実体を形作るとともに、身体ももちろん作ります。身体には適切な睡眠のリズムなどのバイオリズムがありますから、生活習慣を整える事によって、身体のバイオリズムも整います。その意味でも、つらい時は、生活習慣が見失われていないか、見直すのが良いと思います。

 

つらさ自体は、人間にとって普通の事です。身体からの正しいサインです。だから、つらさを無視せず、つらさに向き合って、そして、生活の実体である習慣を見直し整えていきましょう。きっとつらさは軽減し、自分の確固たるもの、強さを取り戻せると思います。