毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安感とともに生きる。内省・瞑想・セロトニン。

不安は誰しも持っていると思います。毎日過ごしてきた経験や、仕事でのこと、人間関係、色んな事が原因で不安感は抱えるものだと思います。不安感を常に感じながら生きているのはとても煩わしい事だと思いますが、だからといって、容易に無くならないし、人間の本来の性質上どうしても感じるものだと思います。

 

そこで、自分の抱える不安感に対して、それを無いものせず、共に生きていく事についてお話ししたいと思います。主に、内省する、瞑想する、生活習慣を整える、特にセロトニンを意識する、という事をお話しします。

 

まず、内省ですが、不安感は案外気付かないものです。ある時、不安感が大きくなって、または小さな不安が積み重なって、心に余裕がなくなって、イライラしたり、他の人に当たったりするなど、違う形で現れたりします。でも、それらの原因は、他の人でも世の中でもなく、自分が普段から抱えている不安感による場合があります。だから、自分の抱える不安感ときちんと向き合うようにしておく事が良いと思います。イライラしたとき、何故イライラしているのか、内省してみて、自分の内面にある不安のもとを探ってみましょう。すでに知っている場合もあれば、あらためて再発見する場合もあると思います。そして、それを無視せず、認めてあげるのが良いと思います。セルフ・コンパッションです。そうすると、たいてい心が和らいできて、落ち着きます。心に余裕があれば、不安感も軽減して、イライラが無くなってきます。

 

そして瞑想です。不安感を抱えた状態では、日々の出来事で、仕事でも、人間関係でも、イライラしたりしやすくなります。だから、普段から瞑想の習慣を作っておくことが良いと思います。瞑想の方法は、私の場合は呼吸に集中させることから始めますが、それに慣れておくと、いつでも落ち着く事が出来ます。また、それ自体が体調を整えてくれます。

 

そして、瞑想で体調を整える事も含めて、生活習慣を整える事が有効だと思います。睡眠を良くしたり、運動も適度に習慣としてやったり、食事も適切にしたりして、毎日のように、自分に適した生活習慣の循環を作っておくと、体調が整い、不安感を感じにくくなります。

 

また、不安感の原因はセロトニン不足と言われています。セロトニンは、太陽光を浴びる事によって体内に作られます。これにより、身体の活性も上がってきますし、不安感も軽減します。また、朝の光でセロトニンが作られて、夜にメラトニンが作られて、そのセロトニンメラトニンの一日のリズム、概日リズムが出来ていると、睡眠の質も上がってきます。ですから、太陽光を毎朝浴びる生活習慣を作っておくと、体調が整うとともに、かなり不安の少ない日々を過ごすことができます。

 

不安感は軽減する事に越したことはないですが、とはいっても不安感は抱えているものです。変に無いものとして抑え込もうとしたり、気付かない状態のままにしたりせずに、むしろ、日頃から不安感に向き合って、不安感とともに生きるようにする方がよいと思います。その上で、瞑想をしたり、セロトニンを含めて生活習慣を整えたりする事が、不安と適切に付き合っていく良い生き方だと思います。