人間は、ネガティブな感情をいつも感じながら過ごしています。ネガティブな感情は感じやすいのです。そのような性質を人間はそもそも持っているのです。
ネガティブな感情を感じることは危険のサインなので、危険を避けるためにもネガティブな感情を感じやすいようになっているのです。
それゆえに、同じようなネガティブな感情を感じ続けることは非常にきついことです。
本来、ネガティブな感情はその状態から脱するために感じているわけですから、その状態から脱しようとせず、同じネガティブな感情を感じたままにしておくのは、人間にとってはつらく苦しいことです。
そもそも、同じような日々を続けることは人間にとってきついことです。
同じ日々は、同じようなネガティブな感情を伴いますので、それをそのままにしておくのはつらいのです。
だから、何とか同じ毎日にならないようにしないといけないのです。
そして人が変化を求めるのは、同じような日々を続けるのがつらいからです。とにかく変わりたいのです。
飽きや退屈の感情も、同じことの繰り返しから生じるものであり、新しさが必要なのです。
変化を求め、新しさを求めるのは自然なことであり、健全なことなのです。
とは言え、日常は同じことの繰り返しになりやすく、その意味で不自由なのです。
多くの人と関わりながらこの世界は回っているわけで、この世界を円滑に回すためには、人は同じことを強いられやすくなるのです。
ですが、円滑に回ることが大切だからと言ってそのままにしておくと、だんだんと自律性が失われて苦しくなります。だから、自律性を回復して自由になりたいと思うのです。そして、変わりたいと思うのであり、新しさを求めるのです。
とにかく変わりたくて、とにかく新しいことを求めるわけですが、どのように変わりたくて、どのような新しさを求めているのか、案外そこまでは、人間考えていません。
ですから、それらについてできるだけ具体的に考えておく必要があります。いつでも簡単に変われるわけではないので、そのチャンスが来たらすぐに動けるように、具体的に考えておくのです。
ネガティブな感情はそのサインです。それを無視せず見逃さず、ネガティブな感情の原因を探り、それをどのようにして回避するのか、解決するのか、解消するのか、考えるのです。
そして、どのように変わるのか、どのような新しさを自分にもたらすのか。そういったことも常に具体的に考えておくのです。