毎日の哲学の断片をつづるブログ

日々哲学することを習慣とし、思考と言葉をつづる

「嫌だ」という感情を無視せず、受け止めて明らかにする。

人間は色んなことについて「嫌だ」という感情が湧きます。ネガティブバイアスの性質がありますから自然なことです。それは仕方が無いし、悪いことではないのです。

 

嫌だという感情が湧かなければ、嫌なことを自ら避けようとしなくて、嫌なことでいっぱいになって疲れてしまいます。

 

人間としては、疲れて動けなくなることこそ避けなくてはならないので、嫌だという感情がサインとして湧いて、そして、それを自分で避けさせようとするわけです。

 

自分たち人間は、「嫌だ」と感じる感情を、無意識に悪いことだと感じて、それを自分の中で抑え込もうとしてしまいます。そのような感情を無いものにしようとしてしまいます。

 

ですが、それを続けていると、ストレスが溜まってしまい、精神がおかしくなって、イライラしたりつらい気持ちになったりして、疲れ切ってしまいます。

 

だから、嫌だと感じる感情をちゃんと認めることが大切です。拒絶せず、無視せず、認めるのです。受け止めるのです。

 

嫌だという感情が湧くことは悪いことではないのです。否定すべきではないのです。自分の身体の正しい反応であり、正しい訴えなのです。

 

むしろ、嫌だという感情を認めて受け入れた上で、その中身について聞いてあげることが重要です。

 

具体的に何が嫌なのか聞いてあげるのです。言葉にしてあげるのです。

 

ちゃんと確認してあげないと、感情としては嫌だと訴えても、訴えっぱなしになって、その感情は受け取ってもらえないままです。

 

受け取ってもらえない感情はそのままにしておくと、ストレスと疲労につながってしまうのです。

 

まず、嫌だという感情を認めて、受け止めて、そして、その中身を具体的に確認するのです。

 

とは言え、感情を言葉として明確にするのは簡単なことではありません。色々と自分に聞いてあげないと、感情の原因はより正確には明らかになりません。

 

すぐに明確にならないとしても、色々と聞いてあげていけば、少しずつ感情的に楽になります。まずはそれだけでも十分なのです。

 

感情は放っておくのはよくありません。感情が湧くのには理由があります。原因があります。それを無視せず、明らかにするのです。時間をかけて少しずつ明らかにするのです。

 

明らかにできれば、何か自分で手を打てます。嫌だという感情の問題を解決できます。

 

その問題を解決することはとても大切なことです。ため込んできた嫌だという気持ちが解消されると、自分自身に大きな変化がもたらされます。