毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

余計な欲を捨てて、今に集中する。

今に集中する、今を生きる、こういう生き方では、散漫さというものが問題になりますが、余計な欲を捨てるというのも、今に集中する生き方につながります。

 

たとえその事を望んでいたとしても、今考えてもしょうがないという事があります。そういう場合、やはり今やる事に集中した方が良いように思います。今やる事に今集中して、時間のスペースが出来たら、その時その望んでいる事について考えたらいいんです。

 

例えば、出世したいとか評価されたいとか、そういう欲があったとしても、その事に直接コミットして行動出来ていなければ、それは散漫さにつながります。そう望みつつ、結局その事とは違う目の前の事にずっと取り組んでいるわけですから。そして、そのように散漫になった結果、目の前の事にも集中できません。

 

欲はきりがありません。欲は発散して増えていく傾向があります。欲は放っておくと、無意識に増えていきます。そして、それが本当に自分の望んでいる事なのかどうか、分からなくなります。ただ、中毒のように、無意識に求め、湧き上がり、引き寄せられます。なので、意識的に、欲は断ち切るようにした方が良いと思います。たいていそういった欲は、余計な欲です。

 

その意味では、欲は常に厳選していく事が大切です。厳選して多くを断ち切っても、また次の時に湧き上がってきます。そして、その事に囚われて散漫さにつながります。だから、欲は無意識のままに放っておかず、常に意識的に気付くようにして、意識的に捨て去るようにする事が大切です。

 

本来は、今集中している事が、欲、というか望みにつながっている事が良いはずです。望みにつながっている目の前の対象に集中して取り組んでいるなら、それは単なる余計な欲や望みではなく、実現する望みになります。今に集中する事が自分を突破させていく事につながるわけですから、望みと今集中している事は、一致している事が望ましいわけです。

 

その意味でも、今取り組んでいなくて、散漫な多くの欲は捨てる事が良いと思います。散漫なままの余計な欲は時間の浪費であり、無駄なままです。そんな事に囚われて、振り回されるくらいなら、今の目の前の事に集中してコミットした方が良いわけです。

 

そういうわけで、色んな余計な欲ってあると思いますが、そういうのは捨ててしまう事が重要です。無意識に放っておかず、意識的に断ち切っていく事が重要です。そして、今に集中する、この事が本当の意味での望みにつながっていきます。