人は知らず知らずのうちに、共進化しようとして生きています。
ただ、生きているだけではなく、何かを求めて生きているのです。何か自分自身の変化を求めていて、一方で、何か変化を与えようとしているわけです。
何かに関わることで、自分の影響を与えようとして、一方で、影響を受けようともしています。
自分だけに閉じないのは、自分の力を何かに与えたいと思っているわけで、だから、オープンになろうとするわけです。
ですが、外に開かれて何か自分のものを提供するばかりと言えばそうではなく、そこから何かフィードバックを得たいとも思っています。ギブアンドテイクを求めているわけです。
ただ、与えるだけではなく、与えた分だけ何かを欲しいのです。
自分自身は変化したいし、発展したいし、進化していきたいのです。ですが、それだけは済まず、それだけでは物足りないのです。
何かに関わり、影響を与え、変化を与え、発展させたいのです。ともに進化したいのです。人間はそのようにして、共進化を求めているのです。
人は、思いもよらない展開が大好きです。最初はある方向に向かっていきたいと思っていても、その方向が変わったって、別に問題ではありません。そのような偶然を、人は求めています。
いつだって、偶然の出会いはウェルカムなんです。
それより、ともに進化したいんです。自分だけ進化しても面白くないし、相手だけに何かを提供するのも面白くないんです。一緒に進化したいし、互いのために生きていきたいんです。
その意味で、自己完結できない生き物です。自分だけで何かをやっていればいいのに、それでは飽き足らず、何故か他人を巻き込むんです。
他人だけではありません。他の生き物もその対象だし、生き物でなくても、モノでも何でも対象になりうるんです。
対象に没頭し、集中して取り組む。仕事なんてものも、その対象のひとつと言えます。
仕事を通して、仕事を前進させ、発展させるとともに、自分もそこからフィードバックを得て、喜びや成長を得るんです。
だから、人類は昔からずっと仕事をしているんです。仕事にエネルギーを費やし、仕事とともに、自分も進化しようとするんです。
人間は、何事においても、共進化を求めています。何をしていても、自分自身も進化しようとしますが、対象に対しても進化を求めています。対象が進化してくれないのなら、飽きてしまって、他の対象を探しに行きます。
共進化が、人間の生きる原動力であり、それは人間に限らず、他の生き物もみんなそうなんです。