毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人は人間関係に無意識に期待し過ぎている。気分に任せず、自己評価の基準を持つ。

人間関係においては、人の役に立ちたいとか、人に迷惑をかけたくないとか、色々と期待する事があったり、それに伴って、感情の変化が大きかったりするものです。

 

ですが、そのような状況で、自分の中でどのような変化が起こっているのか、また、どのような事を期待しているのか、明確に分かっていない事が多いから、振り回されることが多いと感じるわけです。

 

実際、人間に対して期待している事が多いけど、何を期待しているか分からず、でも、何か過剰に期待していたり、また、気分の上下動が大きかったりして、ストレスを強く感じたり、いつも疲れているわけです。そして、メンタルにも支障をきたす事もよくあるわけです。

 

それは、人間関係による影響を、ある意味無防備に、気分の変化に任せてしまっているからです。

 

何の対策もせずに、気分の変化にただ任せていると、何か良い事があると気分は上がり、嫌な事があると気分が下がるわけで、その気分に、無意識に依存し過ぎているわけです。

 

人との関係で、何か良いフィードバックがあると、例えば、人の役になって凄く感謝されたとか、その人が良い感じなったとか、そういったポジティブな事があると、自己肯定感が上がるわけです。

 

ですが、人間関係における感情的なフィードバックが大きいですから、自己肯定感も大きいわけです。

 

同じく、人に役に立とうとしてやったのに全然役に立てなかったとか、人に迷惑をかけたとか、ネガティブなフィードバックがあると、自己否定感を強く感じるわけです。

 

このように、自己肯定感とか自己否定感とか、気分に自分を任せていると、精神は疲れ果ててしまいます。

 

大事な事は、気分に任せるのではなく、自己評価の基準をちゃんと持つ事です。

 

人と関わるのですから、ポジティブな事もあれば、ネガティブな事もあるわけです。人間関係とはそういうものです。

 

だから、人間関係の事について、いつも客観的に振り返るようにして、例えば、今日の出来事について、この事については良かった、あの事については良くなかったと、客観的に正しく理解する事です。

 

正しく理解し、認識する事によって、自分なりの評価をする事です。自分で自分の基準を持って評価をするという事です。

 

そうすれば、日々起こっている人間において、自分で、今日はちゃんと出来た、もしくは、今日はこういう点で上手く出来なかった、と冷静に自己評価できるようになります。そして、自分の気分に振り回されにくくなります。

 

人は、人間関係に凄く期待しています。ですが、無意識に期待し過ぎて、気分の上下動が大き過ぎるわけです。

 

ですから、自己肯定感や自己否定感に任せっきりせずに、自分に対して客観的に正確に認識する事です。そして、人間関係における自己評価の基準をしっかり持つ事です。

 

そうする事で、自分の気分に振り回されずに、落ち着いて、周りの人たちと心地良く関われるようになります。