人にとって、快適さはとても重要です。突き詰めて考えてみると、要は快適さを求めているという事です。
何か調子が悪いと感じる時は、たいてい体調が良くないわけです。身体が不快だから、調子が悪いわけです。だから、調子が悪いからと言って、あれこれ考えて手を打とうとする前に、身体の調子を整える。そういう事です。
頭が疲れている時も、それは、頭が不快であって、それが原因なわけです。だから人は、頭がスッキリする事を期待するわけです。スッキリすると、何か頭の疲れが吹っ飛びそうな気がするわけです。
頭がモヤモヤした状態も嫌なわけですが、それも、頭が不快という事です。色んな事を無駄に考えて、頭の中が思考でパンパンになっている時、頭が苦しいわけですから、とにかくその状態が不快なわけです。
だから、快適さを求めて、何か頭をスッキリさせたいわけです。
自分は一体何がやりたいんだろう。このような事を自分に問うわけですが、こういった事もはっきりさせたいわけです。
こういった事がはっきりしないから、頭はいつも定まらず、心地が良くないわけです。ですから、そのような状態から脱する為に、何とか、自分のやりたい事をはっきりさせたいわけです。
自分のやりたい事が分かれば、何かスッキリして、頭はシャキッとするわけです。この、「シャキッ」とした感じが、頭にとって快適なわけです。この、頭の快適さの為に、自分のやりたい事をはっきりさせたいわけです。
その意味では、自分のとっての目的や生きる意味も、要は頭がスッキリするわけですから、快適だという事です。何か方向性がはっきりして、心地良くその目的に向かって生きていきやすくなるわけです。
ですから、頭がモヤモヤしているのは良くありません。また、頭の中が散漫なのも良くありません。そのような状態は、快適さからは極めて遠いです。
だから、自分が考える事は、いつもシンプルに限るんです。シンプルで、明確な事が良いんです。明確であれば、自分のやる事も明確ですから、行動を起こすのも簡単です。行動する事はとても自然です。
とにかく、快適である事が望ましいんです。人は、快適さがとにかく好きなんです。身体にとっても、頭にとっても、脳にとっても、快適さが重要なんです。
ですから、身体を整えて不調を快適にして、頭も考える事も、明確にシンプルにして、目的も明確にして、モヤモヤや散漫を無くして、スッキリさせたいわけです。そして、人は快適さが好きという事です。