毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

煩悩や囚われ、手放しは大事。じっとせずに身体を動かす。

人間の思考というのは、本当にある意味よく出来ていて、いつでも頭の中で回り始めます。何か目や耳から入ってきた情報があれば、すぐにそれらについて考えてしまいます。また、記憶の中にあるものについても、いつだって自動に考えてしまいます。人間の生活は、自分の思考でいっぱいになります。

 

自分にとって良くない情報、ネガティブな記憶は、自分の頭の中ですぐに湧き上がっては展開します。なので、これに対策を打たないと、容易にネガティブな思考に埋もれてしまいます。こうなってしまうと、不安感が強くなったり、憂鬱になったりします。それは人間に備わった良い意味でも大事な機能だとは思いますが、凄く煩わしく、煩悩の原因になります。

 

人間、何かをやっていないと、すぐに煩悩との戦いになります。頭の中で、煩悩を滅することとずっと向き合う事になります。この煩悩を何とかしないと、苦しさや辛さが膨らんだり深まったりします。けっこう大事な事です。

 

だから、色んな頭の中にある事を、手放していく事はとても大事です。何か頭の中の思考に囚われ続けているのは、手放しが上手くいっていないという事です。余計な思考、自分にとって役に立たない思考、自分を苦しめる思考は、できるだけすぐに手放していく事がとても大事です。

 

この手放しをけっこう意識してやらないと、人の脳は本当に煩悩に囚われ続けます。何となく手放せたらいいなぁという感じではなく、手放しに本気で努力する事が大切です。

 

自分の頭の中で展開している事を、小刻みに、気をそらせたり、切り替えたり、違う思考を積極的に入れたりして、良くない思考、ネガティブな思考を、すぐにその場でシャットアウトしていく感じです。

 

そして、動いたり、行動したりする事に、どんどん切り替えていくのが良いと思います。じっとしていると、頭の中で煩悩が展開してそれに囚われてしまいます。歩き回るも良し、水を飲みに行くのも良し、とにかく意識を頭から身体に移す事です。

 

仏教では、煩悩や囚われ、手放しの事がよく言われていますが、これは本当に大事な事だとつくづく思います。本気で言っているんだと思います。ネガティブな思考に振り回されずに、日々煩悩を囚われないように、手放しを積極的にすぐに実践していく事が大切です。

 

そうしていく事で、日々の生活に積極的に向き合えるようになるし、行動力も上がります。頭を使って考えるのは、身体を動かしながら、行動しながらの方が良いと思います。