毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

問題解決には時間がかかる。諦めて、休んで、冷静になる。

人間ですから、多くの事に時間がかかります。今すぐ解決したいでしょうが、そうはいきません。解決するには少なくとも明日まで待たなければなりません。今日ではありません。

 

人は急ぎ過ぎてしまいます。急げば急ぐほど、問題の解決が遠のきます。

 

まず、どうしたらいいかというと、問題の解決を急がず、まずは諦める事です。今日はこの問題に向き合わない。どうせ解決しないんですから。時間の無駄です。最低でも明日。それでもダメなら明後日。そのくらい、思い切って今解決する事を諦める事です。

 

問題を解決するのは、絶対に、冷静になった時です。頭の中には、実際には、解決する為の答えがそれなりにあります。ただ、今ではないだけです。今日ではないだけです。時間をかけてやれば、自分の頭で答えを導き出す事が出来ます。その為には、冷静さが必要です。冷静でなければ、頭は良い感じで回りません。正しい考えは生まれてきません。人間の知恵を発揮する為には、まずが冷静になる事です。

 

また、問題解決するのは諦めて、休む事です。時間は関係ないですから、とにかく休む事です。今日の1日で足りないんだったら、もう1日休む事です。休みが足りない限り、問題は解決できません。問題を解決する為に必要な頭の回転数に達する事はありません。だから、まずは十分に休む事です。

 

時間という概念をいかに無くすか、という事ですが、思いっきり諦めて、思いっきり休んだら、気が付いたら問題を解決するチャンスがやってきます。思いがけない問題の解決法が浮かびます。浮かばないとしても、思わぬ方向にむかっていきます。そして、気が付いたら解決しています。

 

人間はとにかく考えて何とかしようと思ってしまいます。その場ですぐに考えて解決しようとして、そして、上手くいきません。上手くいったように思えて、全然解決していません。

 

問題が解決するときというのは、時間の概念から解き放たれて、自由になった時です。それというのは、解決するのを断念した時であり、また、断念して思い切って休んだときです。休んで、冷静な頭になって、冷静に考えられるようになってはじめて、問題に向き合えるようになります。そして、以前に考えていたような事とは全く違うアイデアが浮かび、全く違う世界が開け、諦めた分だけ、冷静になれた分だけ、思ってもいなかった良い方向に解決されていきます。ですので、今日も諦めたらいいんです。そして、もう休んだらいいんです。時間が無いのではなくて、十分にあるんです。