毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

忙しいと感じる時は、いったん全てを止めて時間を作る。

忙しくなってくる時ってあると思います。慌ただしくなってくる時っていうのもあると思います。焦ってしょうがない時もあると思います。だいたいそういう時って、やる事がいっぱいあって、あれもやらないといけない、これもやらないといけない、ときりきり舞いの状態になっていると思います。

 

そういう時は、なお急がないといけないような気がしますが、そうではありません。そういう時こそ、何もやらないのがいいんです。むしろ、色々とやらないといけない事を止める。これに限ります。いったん、止める事によって、物事を解決させます。

 

こんな忙しく余裕が無い時に、いったん止めるのは何故か。それは、時間を作る為です。時間を作らないと、何かをやる時間なんてありません。なので、時間を作る為に、いったん色んな事を止めるんです。すべて止めてみるんです。

 

時間を作ると言いましたが、ここでの問題は、時間が無いという事です。時間が無いと思ってしまっている事です。この事が、忙しくしてしまっているわけです。忙しいのは、やらないといけない事がたくさんあるという事ではなく、そう思ってしまっている頭の中です。

 

そんなにやる事がない時でも、忙しいと頭の中で思っていると、それは問題になります。頭の中で忙しいと思っているから、時間が無いと感じられ、そして、慌て、焦り、より急ごうとしてしまいます。そうすると、なお忙しいと感じられます。それとともに、より時間は無いと感じられてしまいます。

 

逆に言えば、どんなにやる事がたくさんあっても、手が付けられないほどやる事がたくさんあっても、忙しいと感じていなければ、要は、時間があると感じられていれば、問題はほとんどありません。

 

時間が十分あると思っていますから、冷静に対処して、ゆっくり考えて、ひとつずつ手を付けていくだけです。また、冷静に、優先順位をつけて、今日はあれをやって、明日はこれをやるだけです。

 

もしそうでないとすれば、そもそも、有限の時間の中で、それを超えるたくさんの事をいっぺんにやってしまわなければならないという状況が、設定として根本的に間違えているわけです。

 

忙しく感じられる。慌ただしく感じられる。そういう時は、基本的に、時間が無いと感じています。ですから、むしろ目の前の事を全ていったん止めて、時間を作る事です。余裕を作る事です。そうする事で、ひとつずつ手を付けられるようになります。忙しいからと言って、慌てる必要は全くありません。