毎日の生活の中で、心の余裕を持つという事は、本当に大事だといつも思っています。心に余裕がないというのは、いつも心が乱れていて、焦っていて、追い込まれていて、周りの事が気になっていて、不安になっている状態です。こういう状態から少しでも解放されると、何か新しく始められる気がするし、心身も心地良く感じられます。
その為には、身体の状態を快適にしておくことが凄く大事だと感じます。心の状態は身体の状態を反映するので、というか、身体があって心があるので、当然と言えば当然です。
身体は適度に動かしておくことはとても大事だと感じます。毎日の家事は、日々を回していく為に大事というだけではなくて、自分の身体の状態を維持するという意味でも凄く大事です。
毎日を回していく事と、自分の身体の状態を維持する事のバランスは大事で、毎日を回していく事が、身体の状態を維持する事より大変だと、生活は維持できなくなるし、心の余裕もなくなっていきます。だから、自分の身体の状態を維持する事を優先して、毎日を回していく事の方が、考え方としては大事な気がします。
毎日忙しくて、そんな事言っていられない、という事もあるとは思いますが、それではいずれ生活は破綻します。破綻しないまでも、心の余裕なくつらい日々を送る事になります。心の余裕を常に持つことが中心になっている事が大切です。
心の余裕を持っていると、たいてい時間に余裕があります。少し退屈だと感じられるくらいの、時間の余裕は凄く大事です。時間の余裕があれば、今抱えている問題を解決できます。解決できないまでも、手を入れる事も出来ます。
心の余裕とは、ほぼ頭の中の余裕に関係しています。頭の中の思考、煩悩、そういったものに頭が占められていると、心の余裕はなくなります。何も考えず、ぼうっとするのが難しいのが人間ですから、だから仏教では煩悩が良くないというわけですが、それも心の余裕を作ろうとする事で解決していきます。
上で話したことの繰り返しにもなりますが、大事な事は身体を使う事です。身体を動かして身体を使って、身体を整える事です。家事や雑事はそれを助けます。
心、身体、時間、これらは関連しています。いつもこれらを整えてバランスを取る事で、生活が上手く回ります。心が乱れると身体に影響するし、身体の状態が良くない感じになると、心も乱れます。そして、時間も無くなります。なので、日々、心の余裕を持つ、身体の状態を維持する、時間の余裕を作る、これらを中心に生活をしていく事が大事だと思います。