毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

上手くいかないのは「過剰な期待」。何かをやめる時。

仕事でも何でも、何かを続けてきて上手くいかない、上手くいかなかった、と感じた時、気付いた時は、何かをやめる時ではないかと思います。

 

「上手くいかない」、というのは、「思うようにいかない」という事だったりすると思うのですが、そういう時は、自分が何かを過剰にどうにかしようとしてしまっている時なのではないかと思います。そもそも、そのやり方ではどうにもならない事を、どうにかしようとして。その事に過剰に期待してしまった結果なのではないかと思います。

 

色んな事をやっていて、上手くいく事、上手くいかない事、たくさんあります。そしてそれは、自分の思うようにいく時もあれば、思うようにいかない時もあります。たいてい何かやろうとしている事は、他の人や自分の以外の何か、世の中と関わっているものだったりします。だから、自分がいくらそれを何とかしようとしても、自分だけではどうにもならない事っていうのがあります。それは当然で、何かやろうとしている事は、自分だけの要素だけではなく、自分以外の要素からも成り立っているからです。

 

やっている時というのは、それが過剰に期待している事なのか、それほど過剰ではないのかが、意外とよく分かりません。でも、ある時その事が「上手くいかない」、「上手くいかなかった」と感じさせられた時、気付かされた時は、やっぱりそれは過剰な期待だったのではないかと思い至る時だと思います。

 

そして実際に振り返ってみると、確かにそれは、「過剰な期待があった」という事に気付かされる場合が多いと思います。

 

でも、それは良い機会です。「過剰な期待」というのは、「過剰」が故に、無理な状態になっていて、決して実りません。だから、それをやめる時なんだと思います。

 

具体的に何をやめるのかは、すぐには分からないかもしれません。上手くいかなかったという事実、結果やその経緯を、客観的に時間をかけて丁寧に見直してみるのは良い事です。きっと、何かに思い至ると思います。

 

そのやめるべき「何か」は、過剰な期待によるものですから、やめても問題ありません。その「何か」は自分にとっては妄想みたいなものです。その妄想は、取り除く事によって楽になります。心の余裕が生まれます。そして、物事は上手くいくようになるきっかけになります。

 

そういうわけで、何か上手くいかない時は、きっと過剰な期待から来ています。なので、上手くいかなかったという事実を受け止めて、客観的に見直して、何か過剰なものを止めるのが良いと思います。やめる事で、前に進みやすくなると思います。