毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

退屈感。どうするかを考えて知恵を働かせる。自分を振り返る良い機会。

たまに湧き上がってくる退屈感。これが意外と煩わしい事だと感じます。実際、退屈に感じたり、暇に感じたりする事は人間の普通なのですが、それはそれでつらいもの。ですが、退屈を感じたら、それは今自分自身について振り返って何かを変える機会なのではないかと感じます。

 

何かの対象についてコミットしている時、退屈は感じません。そういう意味では、何かにコミットしていないから、コミットしていない状態が続いているから、退屈感を感じているとも言えます。だから、何か自分の関心のある事、または、自分が考えなければならない大事な事にコミットするのが良いと思います。

 

とは言え、その場ですぐに何かにコミットする事も難しい事です。本当に自分自身がコミットすべき対象にコミットしないと、また気が付いたら退屈感に襲われます。なので、退屈感の程度にもよりますが、あまりに退屈感が強い場合は、いったん足を止めて今の自分にしっかり向き合って、自分自身の事について振り返ってみるのは良いと思います。

 

新たに何かを始めるというのもありますが、逆に、何かをやめる決断をするのも良いと思います。何か自分を退屈に留めて続けているやめるべきもの、捨てるべきものがあるかもしれません。そういったものが何かに自分をコミットする事を妨げているかもしれません。この機会に、思い切って何かをやめてみる。凄く良いと思います。

 

退屈を感じているのは、身体ではありますが、頭の中とも言えます。自分の頭でしっかり考えきれていないという事もあります。退屈感に関しては、その場で思考を切り替える事で、今まで感じていた退屈感が消え去るという事があります。それは実際に頭が暇になっていて、脳が退屈感を感じていたとも言えます。このような退屈感はつらさの感情に流れやすいので、それが煩わしいわけです。ですが、しっかり頭を使って、思考を切り替えていく事で退屈感を振り切れます。

 

要は、頭を使って知恵を働かせるというわけですが、人間の知恵は自分自身を突き動かしていく大事なものです。人間の知恵こそが多くの問題を解決する力を言っても過言ではありません。知恵を使って、自分のこれまでの経験を振り返って、何か見直すべき事がないか、また、出来る事はないか、心にも問いかけながら、丁寧に振り返る事は大事な事です。

 

折角感じた退屈感を単なるネガティブなものとせず、自分を見直す良い機会にし、知恵を働かせてどうするか考える事が大きな助けになると思います。