毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人への過剰な期待は精神のバランスを崩す。気付いてやめる。

他人への過剰な期待。人間ですからよくあります。人には多くを期待したいものです。どうしたって、人に期待してしまいます。ですが、やっぱり期待はほどほどにして、過剰な期待はしないようにする方が望ましいです。

 

過剰に期待してしまう反面、人というのは他人に期待される事にはそれほど応えません。応えているつもりかもしれませんが、案外応えていません。また、他人からの期待に気付かなければ、応えようもないという場合もあります。

 

実際、他の人から自分への期待が過剰な場合というのは、その期待に応えるには非常に難しいからというのがあります。そもそも、その期待が困難過ぎて応えてあげられないという事です。また、期待されているという事にも気付かないという事もあります。気づかなければ応えようがない。それが実際のところの過剰な期待です。

 

そのように考えると、自分が他人に期待する場合というのもこれに似ているわけです。過剰過ぎて、相手が応えるのが困難だという事です。また、その過剰というのは、相手には気づいてもらえていないわけですから、応えてもらえるわけが無いという意味で過剰です。だから、待てどもその期待は応えてもらえません。

 

直接お願いしてそれに応えてもらえるような事というのは、言うほど過剰というものではありません。過剰というのは、相手に伝わっていない期待だったりするわけです。それだと、その期待には応えてもらえるはずがありません。

 

でも、そのような形で、人は自分以外の人に、他人に、過剰な期待をしてしまいます。そして、それらはたいてい叶わないものです。そういうものです。

 

過剰な期待をしていると、しばらくしたら、たいてい精神のバランスを崩します。不安になったり、つらくなったりします。そのような負の感情は、過剰な期待をしてしまっているというというサインです。この負の感情を感じたら、過剰な期待をしているという事を気付いて対処するという事が大事です。

 

この過剰な期待は、人に対してもやってしまうし、世間に対しても、社会に対してもやってしまいます。案外分かりやすいものです。

 

ですから、いつでも過剰な期待をしてしまっている自分に気付いて、その過剰な期待を見直して止める事が大切です。そうする事でしばらくしたら精神のバランスが整ってきます。

 

過剰な期待は人間の普通です。ですが、放っとくと精神のバランスが崩れて不安やつらさが訪れます。なので、その時はすぐに過剰な期待に気付いて見直して、やめるというのが良いと思います。