毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

会社で惨めさが辛い。自分の主体性を育てる。

会社でなかなか出世できない、評価されない。辛いですよね。とは言っても、実際他のみんなも同じように、言うほど出世できていないし、評価もされていないような気がするんですけどね。とりわけ自分が評価されていないような気がしてつらい。そういう思考に陥りがちだと思います。他人より自分の事に関心があるから、当然と言えば当然ではありますが…。

 

月並みですが、要は、人より優れているとか劣っているとか、優劣で人を評価しがちという事だと思います。それは自分もつくづく思います。そう思わないようにしているつもりでも、人を優劣で判断してしまう自分を知っています。でも、このような優劣の相対的な比較ばかりしていると、何かダメそうなことがあるたびに、辛く、惨めな思いをするばかりです。本当に評価されていないかどうかも分からないときでも、評価されていないような気がして、自分でそう思い込んで独りつらくなったりします。

 

そのようになってしまう理由は、自分の主体性が弱いからではないかと思います。人はもともと主体性を持っています。成長とともに、主体的な自己を確立していきます。子供のうちはまだ主体性はあいまいですから、まだ頼りなく親のサポートが必要です。そして、大人になるほど主体性は強固になっていくはずです。会社のような多くの人がいるところに属すると、自分と自分以外の人たち大勢との比較の中で、自分の主体性があいまいになりがちです。

 

そして、自分の主体性が弱いのもあって、自分で自分を大事にしていないという事もあると思います。自分こそが自分の事をよく知っていて、自分なりに一生懸命やっている事も知っていると思います。だから、自分こそがまず自分を大事にしてあげるべきなのですが、その他大勢の人の事に気を取られて、自分をないがしろにしてしまっているのではないかと思います。

 

最近の流行りの言い方をすれば、マインドの問題だと思います。常に、「自分はどうするか」という事にフォーカスすべきだと思います。人間はもともと主体的な生き物ですから、主体的な思考しかできません。だから、周りの人たちに振り回されずに、常に自分に集中する事が大事です。

 

そして、自分で自分を大事にすることです。辛いときは、「自分はつらいと感じているんだ」という事を自分でしっかり受け入れることが大事だと思います。また、決して自分は惨めになる必要などないはずです。自分なりに努力をしているはずですから。だから、自分の価値を認めてあげることです。そして、自分を客観的に見て振り返って、自分なりに努力している事、やっている事をしっかり見てあげることです。

 

相対的な優劣の評価でつらく、惨めな思いばかりしてしまうときは、自分の主体性を育てていく事が大事だと思います。主体性が弱い状態というのは、分かりやすい例で言えば幼い子供です。子供はまだ主体的な自己が十分に育っていません。大人は子供と違って、もっと主体的です。もっと自立していて、自己管理出来ていて、自己責任で行動しています。自分に集中するマインドを意識して育てていく事で、実際により強固な主体性を身につけられると思います。