毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人間は抱え込んで苦しむ生き物。その仕組みをよく知って抱え込まないようにする。

人間は何かをすぐに抱え込んでしまう生き物です。

 

やらなければならないと思うと、その事を絶対達成しないといけないと思い、自分の中に抱え込んでしまいます。そして、それが苦しみとなるわけです。

 

やってみないと分からないのに、それをやり遂げないといけないと思い込んでしまうわけです。でも、できるかどうか分からない。それは不安につながります。出来なかったらまずいと思ってしまって、どうしてもそれを実現しないといけないわけです。

 

できるかどうか分からないのに抱え込むわけですから、それは苦しいに決まっています。なので、そのようにやってしまいます。そういう仕組みを持っているわけです。

 

人間は何かと抱え込んでしまいます。何かと背負ってしまいます。それは重荷となります。人生は、ずっと重荷を抱えながら生きる、そういうものというわけです。

 

よく、人生は山登りに例えられます。重い荷物を背負って山道を登っていくわけです。荷物は重いわけですが、それを途中で下ろすわけにはいきません。それが人生というわけです。

 

自分自身こそが、その重い荷物を背負うわけです。抱え込むわけです。決して手を放せないわけです。そして、それを自身で抱え込んで、独り苦しんでいるわけです。

 

そんな苦しい人生はとっとと止めてしまった方が良いわけですが、どうにも止められません。手放せないのです。

 

ですが、それはみんな同じです。みんな手放せばいいのに、何故か独り手放せず、みんな重い荷物を背負って苦しんでいるわけです。とても滑稽です。

 

ですから、そのような仕組みになっている事をよく知って、手を放せないまでも、気持ちの上では抱え込まないようにする事です。抱え込まないように心がけるだけで、心は随分軽くなるはずです。

 

抱え込んでいるものは、今すぐどうにかできる代物ではないわけで、先にならなければ分からないわけです。そして、それは本当に実現できるかなんてわからないわけです。

 

ですから、その事について、今抱え込んでもしょうがないのです。だから、抱え込まずに、楽にしたらいいんです。もっと気楽に構えたらいいんです。そうすれば、苦しみから解放されます。

 

ですが、人間とは不思議なもので、何故か抱え込むんです。抱え込む生き物なんです。ですから、そのようになってしまう仕組みをよく知って、抱え込みすぎないようにする事です。手放せないとしても、気持ちの上では抱え込まないようにする事です。そうする事で心は楽になって、苦しみからも解放されます。