人は、結局、生きていく為のエネルギーが必要なわけです。生きていくエネルギーさえあれば、人は生きていく事が出来るわけです。
人がお金を必要とするのも、生きていくエネルギーの為です。お金を得て、貯めたお金で家を買ったり、食事をしたり、モノを買うわけですが、どれも要は生きていくエネルギーの為です。
エネルギーを使ってお金を得るのではなくて、生きていく為にお金を得るんです。そして、お金を貯めるんです。そして、お金を使うんです。逆ではないんです。
人と接するのも、生きていく為のエネルギーを得ている事につながっています。人と接して、人と話をして、人と交流して、エネルギーが得られます。元気が出ます。
だから、人と会いさえすればよいわけではなく、人と接して、互いに元気になる事が重要です。人と会って互いにエネルギーが損なわれるようであれば、むしろ会わない方が良いくらいです。あくまで、互いに生きるエネルギーが得られて、生きるエネルギーが高められる事が大事で、互いにエネルギーが損なわれたり、どちらかがエネルギーが損なわれたりするのは良くないわけです。
だから、生きる為のエネルギーは色んな形で得られるわけですが、実際には、自分の内部からエネルギーは生まれるわけです。
もちろん、食事をして栄養を摂ったり、身体を鍛えたりして、外部から身体にエネルギーの源を投入する事で支えられるわけですが、その上で、生きるエネルギーというのは、自分の内部から生まれるわけです。
だから、自分にとっての生きる意味を持つ事も、生きていくエネルギーを得る事に関係するわけです。人間は頭を持っていますから、頭が生きる意味を感じなかったら、生きる為のエネルギーは生まれてこないわけです。
その意味で、人間は考える事が重要なわけです。
また、快適さも重要です。身体的な快適さもさることながら、心理的な快適さも重要です。昨今は心理的安全性がキーワードになっていますが、その事と同じです。心理的に快適さを感じなければ、生きるエネルギーは湧いてきません。むしろ、生きるエネルギーはしぼんで、生きづらくなってしまいます。
そもそも、生きるエネルギーとは、自分の内部にあるわけです。あるわけですから、それをいかに自分の内部から生み出すか、発するか。そういう事が大事なわけです。
ですから、生きるエネルギーは外から取り込むばかりではなくて、自分の内部から発する事も大事なわけです。
生きるエネルギーを得るとは、自分のエネルギーを生み出す仕組みを活かし、蓄えたエネルギーを自分の内部から発するという事です。