毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

今上手くいっている感覚を取り戻す為には、基準が自分自身にある事が大切。

調子が悪くなってくると、今上手くいっていないという感覚になってしまいます。この「上手くいっていない」という感覚が、なお自分の調子を悪くします。ですから、調子がいまいちだと感じたら、「今上手くいっている」という感覚を取り戻す事が大切だと思います。

 

そもそも、「今上手くいっていない」というのはどういう事なんでしょうか。何故上手くいっていないんでしょうか。

 

それは、ひとつに、自分の「上手くいっている」という感覚、というか、基準が、高く設定され過ぎているからではないでしょうか。その基準が高過ぎて、自分の今の基準から離れすぎている場合には、上手くいきようがないわけですから、それでは常に、自分は上手くいっていないという事になってしまいます。それでは苦し過ぎるし、調子も当然悪くなってしまいます。

 

そして、自分以外の事ばかり気にしている、という事も関係していると思います。自分以外の事ばかり気にして、それらの事に価値の基準を置いてしまうと、その価値に自分の水準を合わせないといけないですから、それは大変な作業です。

 

また、自分以外の価値が多様にたくさんあった場合、すべての基準に適応するのは極めて難しくなります。実現不可能かもしれません。その意味で、自分以外の事ばかり気にしている事が問題になる可能性があります。

 

そのような意味で、価値の基準のようなものは、自分自身、もしくは、自分のそばにある事が大事です。自分のそばにあれば、その基準をすぐに満たす事が出来ます。自分自身にあれば、それこそすでにその基準を満たしているわけで、常に上手くいっている事になります。

 

考えてみると、基準が自分以外にある場合は基準を満たしていない事がほとんどで、基準が自分自身にある場合は基準を満たしているのは当然なわけですから、やはり、基準はいつだって自分自身にある方が良いわけです。

 

たしかに、向上心や成長という観点からすると、基準は自分から離れている方が良いのかもしれません。

 

ですが、基準が自分自身にあったからと言って、成長しないとも限りません。自らその基準を設定することだってできます。

 

逆に、基準がずっと自分自身から離れていると、ずっと自分以外の基準を追いかけるばかりになってしまって、苦しいままであり、安心できないままです。

 

そうではなく、基準は自分自身にある事が大事で、そうする事で、今上手くいっているという感覚を取り戻す事が出来ます。上手くいっているという感覚が自分自身を安定にして、自分を自分で助け、自分自身で成長する事だって可能にします。