毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

現実に適応を求められていると感じる時こそ、自分を大事にする。

仕事では特にそうですが、日常的な事、世の中、自分にとっての現実というものに対して、適応しなければならない、と感じる事って意外と多いと思います。

 

仕事では常にその事が求められます。次から次へと適応を求められ、自分自身を変化させていかないといけないように感じます。普通、そんな事ばかりやっていると、身が持ちません。そして、上手くもいきません。

 

変化する事自体は、人間の自然として良い事だと思っています。良くないのは、世の中や仕事に適応する事ばかりを考えて無理やりに自分を変えていこうとする事や、押し付けられたような状況がつらいから、変わらなければならないと言って変わろうとする事です。

 

変わるという事で大事なのは、自ら変わるという事です。

 

ここで言いたいのは、変わる事というより、その前に、ちゃんと自分を大事にするという事です。適応を求められている時こそ、自分を大事にするという事です。

 

自分にとっては大事な事はいっぱいあると思います。仕事の中にも大事にしてきた事ってあると思うし、人に対してもそうだし、価値観とか気持ちもそうです。

 

そういった、自分にとって大事な事について、そういう時だからこそ見直して、考えてみるのは良いと思います。

 

自分が大事にしてきたものは、それは自分自身のコアを形成しています。自分のコアとなる大事なものはちゃんと自分の中に大事にとっておいて、それを中心にやっていった方が良くて、それまで変えてしまったら、自分が自分自身でいられなくなります。身が持ちません。

 

自分自身が変化していこうとする時でも、コアの部分はそんなに簡単に変われません。むしろ、自分が大事にしているコアの部分を変えずに、変われる部分から変わっていく事が実際的です。

 

また、現実に適応が迫られていると感じる時は、精神的にもネガティブに追い込まれています。そのような状況のまま自分を変えようとしたら、自分が自分でいられなくなって、つらさが増します。そういう意味でも、自分自身をちゃんと大事にしてあげないといけないと思います。

 

自分が大事にしている事を損なってまで、変化する必要は無いと思います。そのように変化していっても、自分自身に何も残らないし、自分自身が育ちません。むしろ、自分を大事にして、自分に向き合って、自分の良いところを再確認したり、改めて自分を認めて優しい気持ちを回復させたりすることの方が大事です。そうする事で、現実に対して、上手く適応できるように思います。

 

そういうわけで、仕事をはじめとして、現実に対して適応を求められていると感じる時は、その時こそ、自分を大事にする事が大事だと思います。自分を向き合って、自分が大事にしている事を確認して、優しい気持ちを回復させるのが良いと思います。