人は、なかなか社会や人に依存してしまう。自然に任せていると、そうなりやすい生き物だと思います。ですが、それでは、いつまで経っても苦しい生き方のように思います。
社会、会社、他人、そういった自分ではない何かにいつも依存して期待していると、要は自分独りで自分を保てないという事を言っているわけだから、それだと、いつも自分以外の何かが必要になってしまいます。
もちろん自分以外の何かに依存しない生き方は簡単ではないのはそうですが、でも、そのままだとずっと自分以外の何かに依存していないといけなくなってしまうから、上手くいっているうちはいいですが、上手くいかなくなった時、自分以外の何か、他人や社会に何とかしてもらわないといけなくなってしまいます。
不安になった時、自分ではどうしようもなくなってしまうわけです。ですから、自分の不安を他の誰かに何とかしてもらわないといけないわけです。
また、自分で自分を認められない場合、いつも他人や会社に認められていないといけなくなってしまいます。そうしないと安心できなくなります。自信も持てなくなります。
だから、自分で自分を認めるということが出来るようになった方が良いと思います。自分を自分で認める為にも、自分で自分をちゃんと評価できないといけません。自己評価は大切です。
そして、ちゃんと自分を自分で管理できないといけません。自己管理です。また、自分の事については自分で責任が取れるようになった方が良いと思います。
そして、もちろん、自分をよく知って、つまり、自己認識は大事で、出来るだけ客観的に理解する事、自己理解もとても大事だと思います。
要は、自分の事について、ちゃんと自分自身だけでちゃんと出来るようになる事が大事で、出来るだけ自分自身で自分の事を納得できるようにしておくことが大切だという事です。
自分を誰が幸せにするのか。それは、自分だという事です。社会でも、会社でも、他人でも、何ものでもなく、自分で自分を幸せにするという事です。
何か、人というのは、自分以外の誰か、何かに自分の幸せをゆだねてしまいがちです。ですが、そのような生き方だと、きっと「幸せですか。」と聞かれた時、「自分は幸せです。」と答えられないと思います。
ですから、自分以外の何かに依存して期待する生き方ではなく、自分で自分を管理し、評価し、認識して、理解する。そして、自分で自分を幸せにしていく。そのような生き方が幸せになる生き方だと思います。