身体でリズムを取る事が大事という事で、これを習慣に取り入れようとしている今日この頃です。とは言え、実際、リズムを取るというのは、言われるまでもなく、普段の生活の中で自然とやっていたりします。
よく言っている呼吸ですが、これは言うまでもなく、リズムがあります。吸って吐いての繰り返しには一定のテンポがあります。呼吸に注目すれば、自分が知らず知らずのうちにリズムを取っている事が分かります。ただ、呼吸の場合は、そんなにリズムを速くするのは出来ませんから、落ち着きたい時に意識するのが良いと思います。
歩くという動作もいつも言っているように、リズムがあります。ただ歩くというだけでももちろんリズムはありますが、心の中で音楽を奏でながら歩くと、よりリズム良く歩く事が出来ます。一種のダンスのようです。これを習慣に出来ると、身体も整いやすいし、適度な運動にもなって運動不足も十分解消されるように思います。
リズムとは、要は音楽です。音楽の要(かなめ)はリズムであり、身体にもリズムがありますから、身体はそのままリズムを通して音楽と共鳴します。なので、リズムを取る習慣を作るには、音楽を聴く習慣を作ればよいという事でもあります。そして、音楽を耳で聴くだけでなく、身体を通して聴くというのが良いと思います。身体を通して聴くというのは、要は身体を音楽に合わせて動かすという事です。要はそれはダンスという事ですが、ダンスという事を意識するとかえって身体が動かしにくくなるという事もあるので、そんな事は気にせず、単に音楽のリズムに合わせて身体を動かせばそれだけでいいんだと思います。それで十分身体の調子は上がってきます。
まだ他にもいっぱい身体を動かすリズム運動はありますが、上に挙げたものだけでも組み合わせて身体を動かせば、それで十分身体でリズムを取る習慣になります。
音楽と身体、歩く事と身体、そして、呼吸する事と身体の組み合わせでも十分に、リズムを取る事につながります。呼吸を大きく行いながら、それに合わせて身体を大きく動かすだけで、それはリズムを取る事につながります。ゆっくりですが、十分リズムにつながります。歩きながら音楽を聴いて、音楽に合わせながら歩行のペースを調整すると、それだけでも十分リズムを取る事につながります。
そのようにして、普通の生活の中で身体で出来る事を活かして、身体でリズムを取る習慣を作っていくのが良いと思います。