毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

モーニング・ページを使ったセルフコンパッションの習慣。ネガティブな気分を放っておかない。

ジュリア・キャメロンの「モーニング・ページ」を習慣としてはじめて10日間は過ぎました。何となく毎朝の習慣になってきたように思います。

 

モーニング・ページとは、毎朝、自分の思っている事を自由気ままに、手書きにノートに書く事です。3ページくらい書くということなのですが、あんまりその事は気にせず書いています。でも、実際はだいたい3ページくらいになっています。

 

モーニング・ページを続ける事自体は習慣化してきたように思うのですが、どのようにそれを活かしていけるのかという事については、これからもっと続けて分かってくることなのかなと思っています。

 

最近、やっていて効果があると感じるのは、セルフコンパッションの習慣になるという事です。日々、自分の経験や記憶で、また、疲れていたりして、ネガティブな気分になりやすい時に、その状態を放っておくと、そのつらさが増していく事があります。そういう時というのは、結局、自分の中の自分が自分を否定したり責めたりする事につながっていったりするので、その事に気付いて、むしろ自分で自分を受け止めてあげないといけないように思います。その意味で、セルフコンパッションはとても有効です。

 

思っている事をノートに自由に書いていると、ネガティブな気分のときは、ネガティブな気分に関わる事が書き出されるので、その事に気付きやすくなります。でも、自分が思っている事が極端だったり、事実と異なっていたりします。感情的に乱れている事にも気付きやすいので、そういう自分をもう一人の自分が客観的に気付いて、理解をしてあげたり、支えたりできます。そして、書く内容も、あまり否定的な内容や自分を前向きにするような内容に変わってきます。

 

そして、モーニング・ページに書きながら、自分の置かれている今の状況や自己理解も進みます。毎日自分に向き合って言葉にしていく事によって自分の事をよく知るようになります。ネガティブな気分になっている時は、自分以外の嫌な記憶や気になっている何かに囚われる事が多いので、それは結局自分をないがしろする状態につながります。だから、自分の思っている事を書く事によって自分をよく知って、いつも気付いてあげるようになれるので、そういうのも良いと思います。

 

最近は朝も暗く、太陽の光もそんなに入ってこないので、憂鬱な時間の朝を過ごしがちですが、モーニング・ページの習慣は、そんな時間も憂鬱になり過ぎずに過ごさせてくれるのでとても良いです。これからも、モーニング・ページを続けて、新しい活用方法を発見できればと思っています。