不安は、意外と気付きません。無意識下では不安を抱いているのですが、その事に気付かずしばらく過ごしてしまいます。そして、知らず知らずのうちに疲れています。
疲れている時は休むに限るわけですが、それでも、何か前に進めない時があります。それは、不安を抱えているという事に気が付いていないからです。
なので、休んでも疲れが取れない時は、不安を抱えているのではないかと疑ってみるのが良いと思います。
よく考えてみたら、案外気付きます。言葉にしていなかっただけで、不安は抱えています。ですから、時間を作って、不安を吐き出してみるのが良いと思います。
言葉にしてみる。人生の不安、仕事の不安、家族の不安。色々あると思います。具体的な事も案外出てくると思います。
文字に起こしていくと、確かにそういう不安を抱えていた、という事に気付きます。
そして、日々そのような不安を抱えて過ごしている自分に気付きます。案外自分はそんな不安を抱えながら毎日を独りで送っているわけで、客観的にでも気づくわけです。
ですから、そんな自分をたまには褒めてあげるべきです。頑張っている自分を認めてあげるべきです。
そして、頑張り過ぎている自分に、少し休んでよいと声をかけてあげるべきです。また、自分を優しく見守ってあげるべきです。
きっと1つや2つではありません。たくさん抱えています。大きな不安もあれば、小さい不安もあります。案外少なくありません。そんな状態では、疲れるに決まっています。
そのようにして、不安をいくつも抱えている事に気付くと、心底休んだ方が良いという事に気付けます。深く気付けます。何となくでは、やっぱり休めません。深く休む事が必要なんだという事を自覚する事です。
今頑張っている事、継続している事を、少し力を抜いてみる事です。不安に苛まれながら必死に掴んでいるかもしれません。ですから、その手を少し緩めて、とりあえずは、気軽にやっていく事です。無理せず、無意識に自分の尻を叩かない事です。もう十分、ぎりぎりのラインで頑張っていますから。
そのようにしてはじめて、深く休む事が出来ます。
その為にも、不安を抱えている事に気付くべきです。そして、不安について吐出しをしてみるべきです。時間をかけて吐き出してみるべきです。きっとたくさん出てきます。抱えきれないほど出てきます。
そうする事でようやく、深く、休んだ方が良いという事を認識できます。大事な事です。