毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

快適に変化するために「間(ま)」を作る。空間・時間・習慣

自分自身を変えたい、変わりたい、変化を起こしたい。と、焦ってしまう事、あると思います。色んな事をやろうとして、たくさん計画して、一日にやる事をたくさん盛り込んで、そして、疲れてしまう。疲れてくると、続けるのが嫌になって、続けられなくなります。基本的に、変化する人間の方法は、習慣を作っていく事です。習慣は、始めてから2週間くらいの継続が必要です。ですから、あまり疲れてしまうような事は長続きしません。そうなると、習慣にならずに、変化を起こせません。

 

そういう時は、「間(ま)」を意識することが大切だと思います。変わりたいときほど、間を作る。今回は、私が意識している、「間(ま)」を作る、という事についてお話ししたいと思います。何についての「間(ま)」かというと、空間という「間」、時間という「間」、「間」の習慣です。

 

空間という「間」ですが、家の中、部屋の中などの、物理的な空間の間の事です。リビングの模様やソファや本棚などの家具を新しく変えて、新しいリビングに作り変えようとするときは、あえて、部屋の一部に空間を作っておくことが大事だと思います。ありきたりな事でもあるので、言うまでもない事かもしれませんが、意外と空間というか、余白を取っておくことを忘れがちになると思います。「部屋のこの空間は〇〇をする場所、そしてこの場所は××をする場所」みたいな感じで、何かする場所をあまりにあらかじめ設定しておくと、気付いたら何もない場所が無くなってしまうという事ってあると思うんです。何もない場所、余白、スペースこそが、何かを創造する場所になると思います。だから、リビングなどのデザインを考える時は、部屋を作る前から全てのスペースに、置くもの、やる事、の予定を決めず、あえて、何もない空間、何もしない空間、つまり「間」を一部作っておくことが良いと思います。その「間」は心の余裕、ゆとりにもつながりますし、自由な空間になるはずです。その自由な空間に自分が置かれたとき、人は自由な心で何かを想像して、発想して、何かを始めるんだと思います。変化のはじまりの「間」というわけです。

 

そして、時間という「間」です。一日の時間も、同じく、何にもしない時間を取っておくという事です。考え方は上の空間の「間」と同じです。時間の「間」を作っておくと、その自由時間で、人は自由に想像し、何かを生み出します。毎日忙しいからそんな時間はない、と思うかもしれません。でも、何か必要のない事、無駄な時間、を何とか見直して、時間という「間」を作ってください。変化の為の時間を作らないと、本当になかなか変われませんし、人生がスタックしてしまいます。何かを削ってでも、時間の「間」を確保しましょう。

 

そして、最後に、「間」という習慣を作るという事です。「間」とは何かですけど、それは上の物理的な空間であったり、時間であったり、余白、スペース、心の余裕、など、「間」に関するいろんなものです。自分にとっての「間」の定義は色々あるのではないかと思います。瞑想も、自分の「間」を作る方法の一つだと思います。そのような、自分にとっての「間」を作る習慣を作っていくと、生活習慣に間が出来ますから、つまり毎日「間」の生活を過ごすことが出来ます。「間」のある生活とは、心のゆとりある生活の事であり、常に何か新たらしい事を実質的に始められる生活です。そのような「間」を常に取り入れた習慣を作ってみると良いと思います。

 

人間は基本的に、習慣と変化から成る、進化する生き物だと思います。そうなるように、普段から準備しておくと、凄く快適に生きていけると思います。その為にも、変化を起こす「間」を意識して、空間的な、時間的な、また、習慣としての「間」を意識して、取り組んでみる事をお勧めしたいと思います。