毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

何もしない。習慣化したライフスタイルから新しいパターンを作る。

日々、ずっと同じようなライフスタイルを続けていると、考える事や身体の使い方がパターン化してきて、心身が疲れてきます。ですから、時折そのパターンを変えてあげないといけません。

 

ですが、ライフスタイルのパターンを切り替えるのはそんなに簡単ではありません。パターン化させる事で現在の自分のライフスタイルを確立している部分もあるので、その習慣化したパターンを、別のものに置き換えるというのは非常に難しいです。

 

なので、無理に出来もしていない事を新たにやろうとするのではなく、「何もしない」という事をやってみるのも大事だと思います。

 

何もしないと言っても、全くの無というのはあり得ないわけで、実際に何もしていないときも、当然呼吸はしているし、何か思考は働いています。それでよいわけです。何もしないとは、要はそういう事です。

 

知らず知らずにうちに、多くの事は習慣化されています。考える事もそうですが、身体の使い方も習慣化しています。それは、偏った事に過度にパターン化されているという事も意味しています。ですから、そのような、ちょっとした体の使い方みたいなものに対して、ほんの少し変えてみるという事も、十分な変化になります。

 

姿勢を正して目をつむる、という事も、ひょっとしたら、ちょっとした変化につながるかもしれません。目を開けていると、何かと目に入ってくる対象に囚われて、ずっとその対象を追いかけてしまっています。文字情報、スマホブラウジングなどは良い例です。

 

ですから、ただ黙って目を閉じているだけで、普段何気に目を凝らして何かを見て何かを考えているという習慣を変える事が出来ます。

 

そして、その時に使う思考や身体も、パターンを変える事につながります。

 

何もしないわけですから、それだけでも、心身の状態は変わります。そして、リラックスもしやすくなっています。

 

そのような状態をしばらく続けているだけで、十分何もしない時間は作り出せるわけで、心身を休ませる事も出来るわけです。そして、それは十分な変化になるわけです。

 

その意味では、何もせずに心身を休ませようとする事は、当然心身を回復させる事にもつながるし、新しいライフスタイルのパターンを作り出しているとも言えます。

 

人間の身体は固定化されていません。絶えず動き続けています。当然、心身は常に変化し続けています。一時も同じ状態はありません。常に新しく変化し続けています。

 

ですから、生きやすさという意味では、習慣する事、ライフスタイルを確立する事は大事ですが、変化させることも大事です。その意味で、時には、何もせず心身を回復させる時間を作る。それが新しいライフスタイルのパターンを作る事につながります。