人は基本的に煩悩に苛まれます。仕方のない事ではありますが、出来れば、この煩悩を滅して、意識を集中させるのが良いと思います。
頭の中を煩悩に任せていると、考えはあらぬ方向に流れていって、気が付いたら嫌な事を思い出していたり、ネガティブな事を考えたりしてしまっています。とても無駄な時間です。
意識が散漫になると、すぐに人は煩悩に苦しみます。ですから、意識をいかに集中させるか、これにかかっています。
単に歩いている時でさえ、知らず知らずのうちに、煩悩に頭の中が流れていって、考えなくてもいいような事を考えてしまっています。そんな事になるより、歩いているという事に集中した方が良いわけです。
歩いている足に意識を向け、呼吸に意識を向けるわけです。また、ちゃんとした姿勢で歩いているか、身体の何処かに負荷はかかっていないか、そういう事にも意識を向けるわけです。
そのようにして、歩く事に集中する事でとても良い歩行になります。
食事だってそうです。食べながら、ついどうでもいい事を考えてしまいます。そして、ネガティブな思考に流れます。そうではなく、食べる事に集中するわけです。
味もそうですが、きれいに食べる事も大切ですし、姿勢よく食べる事も大切です。
煩悩とはそのようにして、知らず知らずのうちに、ネガティブな事を考えがちなわけです。頭が煩悩に苛まれ始めたら、すぐにその思考を止めて、何かをする。たったこれだけの事ですが、とても大事です。
煩悩は放っておくと、メンタルの状態が崩れてきます。そして、つらさが深くなって、調子の悪い日になってしまいます。そして、体調も悪くなってきます。頭痛も始まります。
メンタルの状態は、生きていく上で、とても大事ですが、メンタルを悪くすると本当に生活もできなくなります。パフォーマンスも下がります。本当に勿体ない事です。
ですから、そうならないように、煩悩を放っておかないという事です。煩悩は人間にとって大敵です。煩悩に振り回されない。とても重要な事です。
現代は、スマホやインターネットのブラウジングなど、煩悩が拡大しやすい傾向にあります。ますます煩悩は深刻です。メンタルの状態も深刻です。当然パフォーマンスも落ちるし、体調も悪くします。
ですから、そうならないように、煩悩を滅し、そして、意識を集中させる。意識を何かに向ける。そうする事で、メンタルを整え、パフォーマンスを改善し、体調も整えるわけです。とても大事です。