毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

身体を動かし、何かをするのが人間の基本。不安より煩悩を滅する。

人間には、色んな煩わしいものがあります。不安、憂鬱、退屈、など色んなネガティブな気分や感情です。でも、このネガティブな感情がつらいからと言ってあれこれ考えてもしょうがない。そういう事ってあります。それらは人間の普通ですから、むしろ諦めが足りないって感じでしょうか。自分たち人間の持っている普通なんですから、普通の事として受け入れるべき事だと思います。

 

そのような不安や憂鬱についてあれこれ考えて否定してもしょうがないわけで、では、何が大事かというと「滅する」という事です。そして、滅するのは何かというと、不安や憂鬱ではなく、その煩悩というわけです。思い煩う事自体を止めるという事です。

 

ですが、実際には、思う煩う事を止めるという事自体が難しいわけですから、結局、基本的には身体を動かすという事が重要だという事です。煩悩を生み出しているのは自分の頭なわけですから、その頭の勝手な活動をそのままに任せず、身体を動かすという事です。身体は頭にとってのエンジンであるわけだから、エンジンをかけずに頭を回そうとするのではなく、エンジンをかけて身体を温めて、頭も温めてから頭を回すわけです。そうすれば、頭から煩悩や不安が無くなって、頭がまとめも回り始めます。

 

だから、何も考えずに、不安や煩悩が押し寄せてきたら、筋トレでも体操でも始める事です。「何かする」のが人間ですから、「何もしないでいる」という事が良くない事の始まりなわけです。

 

家事でも雑事でも何でもいいと思います。とにかく身体を動かして何かをするというのは人間の基本です。考えるのは、身体にエンジンがかかってからです。

 

「運動不足は良くない」というのは、実際はこういう事に関係していて、運動不足だと、思い立った時にすぐに身体が動きません。別に身体を動かすと言ったって、ハードに走り回ったりする事を意味してはいません。ちょっと歩いたり、ちょっと手を使って何かをしたり、その程度の事です。そういう事が、思い立った時にすぐできるように、運動不足を解消しておくことです。これが、運動不足を解消する目的の第一歩です。

 

不安や憂鬱、本当に煩わしいものです。その事に囚われてずっと考えていると、そのネガティブな気分、感情はどんどん膨らんでつらさに沈んで動けなくなります。だから、その原因である煩悩を止める為にも、身体を動かす事はとても大事です。人間の基本です。それは、大したことではなく、歩いたり手を動かしたり、そういう程度からでいいわけです。とにかく「何かをする」という事が人間の基本です。