毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安は疲労の元。そして、不安の元は言語化する。

不安というのは、人間にとっていつでも付きまとうもの。そして、不安は無いものには出来ないもの。ですが、それを対処せずに放っておくと、どんどん疲れがたまってしまいます。

 

確かに疲労は休めば改善して、回復するものはあるですが、それでも、不安がいつまでもあると、すぐにまた疲労になってしまいます。要は、不安は疲労の元だという事です。

 

また、不安の原因というのが、人間にはよく分からなかったりします。不安に関する事は頻繁に頭に浮かんでくるので、実はそのサインはいっぱい現れてはいるのですが、ちゃんとその事に気付かなければ、不安の原因は結局よく分からないままです。そして、不安の原因を分からないままにすると、いつまで経っても不安は無くならないから、疲労もずっと続く事になります。

 

そして、何故身体が疲労するかというと、自分の認識では、不安の原因は分かっていなくても、身体は不安にはちゃんと反応しているからです。不安の原因を言葉として表現された形で認識できていなくても、身体が正しく反応して、不安を感じているわけです。

 

そして、不安を感じた結果、筋肉が緊張したり、神経が活性化もしくは不活性化したりしているわけです。それで、通常より、過剰に疲労していたりしているわけです。その事に、自分自身、頭では全く認識できていないわけです。

 

だから、不安の原因については、言語化する事が大切です。不安に向き合って感じている事を、また、浮かんでくる言葉を、その断片を丁寧に拾っていく事です。ノートにでも書き出していく事です。言葉として明確化されれば、とても認識しやすくなります。

 

この作業は、割と時間がかかるかもしれません。ですが、時間をかけながら、思いついたことをただ言葉に書き出していたりすると、気が付いたら、不安の原因が突き止められていたりします。気が付いたら、言葉として現れているかもしれません。とりあえず、あんまり細かく考えずに、ひたすら思った事を書いていれば、いずれ必ず言葉として現れてきます。

 

自分の言葉に向き合う事は、自己認識の1つの方法です。いつでも、冷静に、自己認識できている事は大切ですから、その為には、自分の言葉を上手に使う事です。それが、不安の原因を明らかにする、最も良い方法の1つです。

 

不安は人にとって普通の事ですが、放っておくと、疲労がたまります。疲労がどんどん大きくなります。ですから、不安の元を明らかにするために、不安を言葉にする。言語化する。とても大切です。そのように、不安を明らかにする事によって、不安が軽減し、疲労も無くなっていきます。